2015年4月8日

誤嚥防止術後の保湿管理について

ALS(筋萎縮性側索硬化症)やSCD(脊髄小脳変性症)などの疾患では、多くの場合嚥下障害が起こってきます。誤嚥に伴う肺炎の防止、安全な経口摂取を継続するために誤嚥防止術を選択する場合があります。

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気管と食道が分離されることでの利点がある一方で、空気が直接流入することで「粘膜などが乾燥する」弊害があります。

サポートハウスみさとヴィラでは、アトスメディカル名優社製のプロボックス(Provox)システムを採用しています。気管内の痰の粘調度緩和だけでなく入浴時の安全・快適性にも貢献しています。

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誤嚥防止術にも様々な術式(喉頭全摘出術・亜摘出術・気管食道分離術・声門閉鎖術など)があるため身体状況・ご本人理解などを考慮した選択が必要となります。

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マクトス

音声や文字によるコミュニケーションが困難な方のための支援機器。筋電、眼電、脳波などの生体信号を検知し、設定した値(閾値)を超える信号を検知すると、スイッチ操作やコールが鳴るように設定できます。指の動きや視線の動き、瞬きなどが難しくなった方も、家族やスタッフとのコミュニケーションを取ることが可能です。

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胃ろう

胃ろうとは、お腹に小さな穴を開け、そこから直接胃に栄養を送り込む方法です。口からの食事が困難になった場合でも、胃ろうを利用することで必要な栄養を摂取することが可能です。ただし、胃ろう造設はご本人やご家族にとって大きな決断となります。そのため、メリットだけでなく、手術が必要であること、チューブの管理が必要になること、外見上の変化があることなど、デメリットも理解し、医師と相談の上で判断することが重要です。

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好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)

利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。

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リフト(スリングシート)

リフト(スリングシート)

自力で移動できない利用者さまを介助リフトで運ぶ際に使用するシート状の補助具。頭から全身を包み込むハイバック型、頭を支える必要のない人に適したローバック型、介助者が取り扱いやすい脚分離型などのさまざまな種類があります。身体状態や体重等を考慮して、その方に合ったスリングシートを選択します。

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