2025年7月5日
“遠回り”と“自己満足”の先に見た光。ある施設長が目指す『いつでも傍に居る』介護とは

ALS(筋萎縮性側索硬化症)やSCD(脊髄小脳変性症)などの疾患では、多くの場合嚥下障害が起こってきます。誤嚥に伴う肺炎の防止、安全な経口摂取を継続するために誤嚥防止術を選択する場合があります。
気管と食道が分離されることでの利点がある一方で、空気が直接流入することで「粘膜などが乾燥する」弊害があります。
サポートハウスみさとヴィラでは、アトスメディカル名優社製のプロボックス(Provox)システムを採用しています。気管内の痰の粘調度緩和だけでなく入浴時の安全・快適性にも貢献しています。
誤嚥防止術にも様々な術式(喉頭全摘出術・亜摘出術・気管食道分離術・声門閉鎖術など)があるため身体状況・ご本人理解などを考慮した選択が必要となります。
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グランドフリッチャー
ティルティング機構(姿勢を維持したまま座面ごと角度を変えて、お尻や太ももにかかる体重を背中や腰へ分散させる)とリクライニング機構(背もたれの角度を変える)が一体になった多機能型の車椅子。人工呼吸器も搭載可能で、快適に日々の外出を楽しめます。
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ネッティ
福祉先進国であるノルウェーで生まれた、快適性抜群の車椅子。ティルト&リクライニング機能により、体の状態に合わせた細かな調整が可能です。特に頭部、背中、足のサポートが充実しており、座り直しが難しい方や姿勢を維持することが困難な方でも、安心して長時間使用できます。
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筋電図測定装置 ニューロノード
神経難病(ALS、脳性麻痺等)や事故による脊髄損傷などで動きに制限のある方々のために開発された、世界初のウェアラブルデバイス。筋電、空間、眼球の3つのモードから体の状態に応じて選択でき、微細な動きや不随意な動きも設定で調節することが可能です。Bluetooth接続によりiPadと連携し、どんな体勢でも使用できます。メール、インターネット、アプリ、SNS、勉強、ゲームなど、多様な操作が可能で、利用者の世界を広げます。
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Eeyes
視線検出式入力装置を接続した、目の動きによる文字入力ができる意思伝達装置。文字だけでなく絵文字も使用できるのが特徴で、伝え難い感情のニュアンスを表現することが可能です。また、体の部位を示す絵文字と操作に関する絵文字を組み合わせるなどの工夫で、通常の文字を入力するよりも素早いコミュニケーションを実現できます。
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