医療ネタ 簡易懸濁法〜経管栄養の内服投与〜 2021.11.10 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする 簡易懸濁法〜経管栄養の内服投与〜 突然ですが、「簡易懸濁法」って知ってますか? 簡易懸濁法とは、錠剤やカプセルを粉砕・開封せず、そのまま温湯に入れ崩壊懸濁させたあと経管投与する方法 by簡易懸濁法研究ページ 要するに、お薬を潰したり・粉々にしないで、お湯に溶かしてから、胃ろうなどの患者さんにお薬を注入する方法のことです。 実際には、このようにお薬をそのまま懸濁ボトルなどの容器に入れて、お湯で溶かす方法です。 具体的には カプセルや錠剤の薬を準備する 55℃ 20ccくらいのお湯を準備する ①・②で準備したお薬をお湯に入れて10分程度放置 そのすると薬がお湯に溶けている状態になります この状態のお薬を、経管栄養を行っている患者さん注入することで 薬の溶け残りや管が詰まる可能性も低くなります。 また、簡易懸濁法は経管栄養をしている患者さんだけではなく 嚥下障害が生じている高齢者の方 呼吸器疾患患者の方 などにも、お薬をむせにくくする効果も期待できるため、行ったことのない方は ぜひ、お試しください。 注意点として、全てのお薬が懸濁できるわけではないので 処方された薬局の薬剤師に確認の上、お試しください。 ※紹介している商品に関して取り扱っているわけではないため、お問い合わせはお控えください Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする 工夫しています 前の記事 行ってらっしゃ~い 次の記事