2025年10月31日
スタッフが「言えてよかった」と思える職場へ。神経難病ケアの質を高める「リフレクティング型会議」とは?

皆さんは「ロホクッション」という言葉を聞いたことがありますか?
これは主に介護やリハビリの現場で活躍する、体圧分散機能に優れた特殊なクッションです。
「座っている時間が長いとお尻や腰が痛くなる」「床ずれが心配」といった問題を解決するために生まれました。
本記事では、介護士や理学療法士・作業療法士の皆さまはもちろん、ご家族や一般の方にも分かりやすく、ロホクッションの特性や役割、使用方法をご紹介します。
ロホクッションは、車椅子ユーザーや医療関係者の間で広く知られる、体圧分散に優れたクッションです。エアセル(空気室)と呼ばれる独自の構造が特徴で、座った時の圧力を均等に分散し、床ずれを予防します。そのため、特に長時間の座位を必要とする脊髄損傷や脳梗塞の方、神経難病の方など、褥瘡リスクの高い方に特に適しています
ポイント: どなたでも、長時間座る環境では効果的に使用できます。ただし、ご自身で動くことができる方は適さない可能性がございますのでリハビリ職へご相談ください。
ロホクッションには、主にセルの高さ(ハイタイプ、ミドルタイプ、ロータイプ)と、ポリエチレンフォームを併用したハイブリッド型、カバーやバルブの違いがあります。
ポイント: 「快適に座れること」が、日常生活の質やリハビリ効果を高めます。
ポイント: 導入前に専門家へ相談することで、最適な選択ができます。
ロホクッションは、介護・リハビリ・在宅ケアの現場で欠かせないサポートアイテムです。
当社では、福祉業者様や相談員と連携をとり、導入から運用サポートまでしっかりと対応いたします。
興味を持たれた方やご相談がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
タグから探す

ピエゾニューマティック(PPSスイッチ)
筋肉の「ひずみ」や「ゆがみ」で作動するピエゾセンサーと、指先の僅かな動きで作動するエアバッグ(ニューマティック)センサーの2種類を選択できるスイッチ。いずれも感度調整が可能で、僅かな力でも操作できるため、幅広い方にご使用いただけます。MCでは更にチューブを利用したカムスイッチを作成し、接続して使用しています。
関連ページ

持続吸引器/排唾管
口腔内の唾液を24時間持続的に吸引できる専用機器。唾液による肺炎リスクを下げ、夜間の介助負担も大幅に軽減します。常に口腔内に当たる吸引口の先端部分には既成のプラスチックパーツがついていますが、利用者さまによってはその硬さや大きさに違和感がある場合もあります。そこでMCでは、形や素材を手作りで工夫し、一人ひとりの好みに合わせた快適な使用感の実現を目指しています。
関連ページ

お部屋の装飾、レイアウト
MCでは、個室を利用者さまのご自宅のように、自由にレイアウトしていただいています。ベッド・洗面台・エアコン等は標準設置されていますが、家具、日用品、専用テレビ等を自由に持ち込むことが可能です。大きなテレビでドラマや映画を楽しんだり、ミシンで手芸をしたり、壁一面に思い出の写真を飾ったり…。一人ひとりの暮らし方を変えることなく、自由に日常を過ごしていただけます。

意思伝達装置/OriHime eye+Switch
視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

お問い合わせ窓口
採用について、施設への入居についてなど、株式会社MCへのお問い合わせは下記より承っております。
電話受付時間:9:00〜17:00(月曜日~金曜日)
FAX:048-999-5827