2024年10月25日
甘いものが大好きだった利用者様。
気管切開してからは「食べたくない。」と言われていましたが・・
最近「菓子パンが食べたい。」
「大福が食べたい。」
「ドーナツが食べたい。」とご家族様へお話になり・・
ご家族様も「出来るなら少しでも食べさせてあげたい。」と。
是非たべていただきましょう!!
訪問歯科の先生とまずはポータブルVEで
喉の動きや嚥下の機能を見る検査をしました。
結果はお口から入れてもきちんと飲み込めず
多くがカニューレのサイドチューブから引けてしまう状態でした。
『味わうだけでも大事』と
リハビリさんがドーナツでお試しです。
ダマにならず舌の上で溶けやすいドーナツ作りをしてくれました。
呼吸器の方は香りなども感じにくいので
濃いめのお味が良いようです。
細かく砕いたり・・・
すってみたり…
牛乳や豆乳の分量を変えてみたり・・・
考えられることを皆で出し合って
何度も試食しながら・・・
「ああでもない。こうでもない。」と
利用者様のために皆で考えられる。
こんな職員さんの思いや環境がとても有難いです。
先日の面会時には奥様お手製の『バナナスムージー』や
『イチゴジャム』も召し上がれました。
きっと本当は食べたい気持ちを我慢されていたのでしょう。
お話しをして下さり嬉しかったです。
少しでも
『食べたい物を食べられるように!』
これからも大切にしていきます!!
(6月27日 記)
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