2025年7月5日
“遠回り”と“自己満足”の先に見た光。ある施設長が目指す『いつでも傍に居る』介護とは

先日、水害対する避難訓練を行いました。
私たちの施設は、神経難病の方や人工呼吸器を使用している方が多くいらっしゃいます。自力で移動できる方が少なく、人工呼吸器や在宅酸素などの医療機器に対しての対応が必要になっています。
その為、災害に対して、日々の訓練や災害事の特徴(今回は水害の特徴)を理解・共有しておく事が大切です。
今回の水害訓練では以下の事を重点的に行いました。
①水害の特徴や当施設のハザードマップについて共有
②防水シートの装着 窓ガラス飛散防止の対応
③避難方法の確認
④停電に備えて発電機の使用方法確認、防災グッツの確認
水害は、ある程度事前に予測できる災害です。慌てず前もって準備することが何より大切ですね。サポートハウスみさとヴィラでは神経難病のご利用者様が安心して暮らして頂けるよう災害の備えに対しても真剣に取り組んでいます。
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ネッティ
福祉先進国であるノルウェーで生まれた、快適性抜群の車椅子。ティルト&リクライニング機能により、体の状態に合わせた細かな調整が可能です。特に頭部、背中、足のサポートが充実しており、座り直しが難しい方や姿勢を維持することが困難な方でも、安心して長時間使用できます。
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呼気式入力装置/ブレスマイクスイッチ
口元にセンサーを近づけて固定し、息を吹き込む、または声を発することで操作が可能なスイッチ。微細な動作が難しい方でも簡単に使用できるよう設計されており、ナースコールやMCライブラリーでご紹介している意思伝達装置など、さまざまなデバイスと接続して活用することができます。
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床ずれ防止用具/ここちあ
食事介助や離床などの背起こしケア時に発生する「床ずれリスク」を軽減するために開発されたエアマット。ベッドと連動した自動圧力調整機能を搭載しており、背上げ角度に応じてマットレス内の圧力を自動で調整し、体勢をしっかり保持して床ずれを予防します。操作パネルにはガイダンス機能付きのフルカラー液晶画面を採用。約10分で空気を充填できるエアポンプを備えているほか、停電時にも安心して使用できる設計で、使い勝手と安全性に配慮しています。
好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)
利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。
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