2025年1月4日
グランドフリッチャーってどんな車椅子?機能とメリットを徹底解説

ふれあい作品展は、入場料無料で埼玉県三郷市にて毎年開催される地域密着型のイベントです。高齢者や障がいのある方が制作した絵や写真などの作品を展示し、地域住民とつながる場を提供しています。2024年も、サポートハウスみさとヴィラとみさとノイエでは積極的に出品し、利用者の方々の素晴らしい作品が並びました。昨年の参加した様子はこちらをご覧ください。
ある利用者様が作成した静物画には、同行した私やスタッフも感動しました。制作過程では手の震えや息苦しさなど様々な困難がありましたが、自身の作品が展示されているのを見た時には達成感と笑顔があふれていました。他にも、手先を動かすことが難しくなってきた利用者様が、車椅子のクッションの下に花と紙を挟んで押し花栞を作成するというアイディアで出品を果たしました。このように、ふれあい作品展は、ただ作品を展示するだけでなく、利用者様の自己表現やどうやったらできるかを一緒に考える貴重な機会となっています。
第40回ふれあい作品展は、2023年10月11日(金)と12日(土)に三郷市文化会館 1階展示室で開催されました。1日目は10時から16時、2日目は10時から14時までと週末の限られた時間にも関わらず、多くの方々が訪れていました。来年、来場予定の方は平日の午後は比較的空いている様なのでおすすめです。
今回は特にリハビリスタッフと利用者様が協力して制作した作品の展示が目を引きました。スタッフと利用者が一緒に作品を仕上げていく過程には、絆が深まり、コミュニケーションが活発になる瞬間が多く見られました。また、職員から不要になった針金などをリユースし作品を仕上げるなどSDGsにも配慮しました。このような活動は、利用者様にとって社会参加の意義を感じられる貴重な場であると考えています。
ふれあい作品展の目的は、
「高齢者及び障がいのあるかたが制作した作品の展示を行うことにより、創作意欲や生きがいを高め、社会参加を促進するとともに、地域住民の福祉に対する意識を高めること」
を目的としています。
そのため、地域住民と高齢者、障がい者が作品を通じてつながる事ができる場だと考えています。ある来場者の方が利用者様の作品をご覧になった際に「作品を見ていると、作成者の努力や日常生活が感じられて心が温まる」と話していました。このような声が聞かれ、ふれあい作品展がいかに地域全体に影響を与えているかがわかります。
また、作品を通じて、地域社会での存在感が高まることで、さらなる自己表現や成長へのモチベーションが高まると思います。地域の中で、高齢者や障がい者が積極的に参加することができるこのイベントは、三郷市社会福祉協議会による重要な取り組みのひとつだと思っています。
ふれあい作品展は、地域社会と高齢者、障がい者をつなげる貴重なイベントです。作品を通じて交流が生まれ、地域全体で活躍を支える文化が形成されています。次回もぜひ参加したいと考えています。
どなたでも、無料で作品を鑑賞することができるので、三郷市や周辺地域にお住いの方は素晴らしい作品をぜひ来年見に来てください。サポートハウスみさとヴィラやみさとノイエの取り組みに興味を持っていただけると、さらに嬉しく思います。
リハビリテーション課では、
by your side~望みの実現をお手伝いする~
利用者さんの想いを知る為にコミュニケーションを大切にして、どんな関りができるのか検討し、専門知識を活かしたサービス提供を行っていきます。
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プラスチックケーススイッチ
押した時がスイッチオン・離すとオフとなる、指で押して使うタイプの軽量でシンプルなスイッチ。握力の大きさに応じて適切なスイッチを選ぶことができます。プラスチックケースの中に内蔵されたマイクロスイッチの場所を変えることで、感度を細かく調整することが可能なため、利用者さまの状態に合わせて工夫してセッティングを行っています。
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Eeyes
視線検出式入力装置を接続した、目の動きによる文字入力ができる意思伝達装置。文字だけでなく絵文字も使用できるのが特徴で、伝え難い感情のニュアンスを表現することが可能です。また、体の部位を示す絵文字と操作に関する絵文字を組み合わせるなどの工夫で、通常の文字を入力するよりも素早いコミュニケーションを実現できます。
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アモレ
気管を切開し人工呼吸器を装着している方の気管内の痰を、気管カニューレから24時間自動で持続的に低圧で吸引する機械。導入することで介助者による気切部からの気管吸引の回数を大幅に減らすことができ、運転音も静かなので、利用者さまの負担軽減や生活の質向上につながっています。
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伝の心
センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。
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