2025年2月19日
ロホクッションとは?介護・リハビリ現場から日常生活まで支える安心クッション

ふれあい作品展は、入場料無料で埼玉県三郷市にて毎年開催される地域密着型のイベントです。高齢者や障がいのある方が制作した絵や写真などの作品を展示し、地域住民とつながる場を提供しています。2024年も、サポートハウスみさとヴィラとみさとノイエでは積極的に出品し、利用者の方々の素晴らしい作品が並びました。昨年の参加した様子はこちらをご覧ください。
ある利用者様が作成した静物画には、同行した私やスタッフも感動しました。制作過程では手の震えや息苦しさなど様々な困難がありましたが、自身の作品が展示されているのを見た時には達成感と笑顔があふれていました。他にも、手先を動かすことが難しくなってきた利用者様が、車椅子のクッションの下に花と紙を挟んで押し花栞を作成するというアイディアで出品を果たしました。このように、ふれあい作品展は、ただ作品を展示するだけでなく、利用者様の自己表現やどうやったらできるかを一緒に考える貴重な機会となっています。
第40回ふれあい作品展は、2023年10月11日(金)と12日(土)に三郷市文化会館 1階展示室で開催されました。1日目は10時から16時、2日目は10時から14時までと週末の限られた時間にも関わらず、多くの方々が訪れていました。来年、来場予定の方は平日の午後は比較的空いている様なのでおすすめです。
今回は特にリハビリスタッフと利用者様が協力して制作した作品の展示が目を引きました。スタッフと利用者が一緒に作品を仕上げていく過程には、絆が深まり、コミュニケーションが活発になる瞬間が多く見られました。また、職員から不要になった針金などをリユースし作品を仕上げるなどSDGsにも配慮しました。このような活動は、利用者様にとって社会参加の意義を感じられる貴重な場であると考えています。
ふれあい作品展の目的は、
「高齢者及び障がいのあるかたが制作した作品の展示を行うことにより、創作意欲や生きがいを高め、社会参加を促進するとともに、地域住民の福祉に対する意識を高めること」
を目的としています。
そのため、地域住民と高齢者、障がい者が作品を通じてつながる事ができる場だと考えています。ある来場者の方が利用者様の作品をご覧になった際に「作品を見ていると、作成者の努力や日常生活が感じられて心が温まる」と話していました。このような声が聞かれ、ふれあい作品展がいかに地域全体に影響を与えているかがわかります。
また、作品を通じて、地域社会での存在感が高まることで、さらなる自己表現や成長へのモチベーションが高まると思います。地域の中で、高齢者や障がい者が積極的に参加することができるこのイベントは、三郷市社会福祉協議会による重要な取り組みのひとつだと思っています。
ふれあい作品展は、地域社会と高齢者、障がい者をつなげる貴重なイベントです。作品を通じて交流が生まれ、地域全体で活躍を支える文化が形成されています。次回もぜひ参加したいと考えています。
どなたでも、無料で作品を鑑賞することができるので、三郷市や周辺地域にお住いの方は素晴らしい作品をぜひ来年見に来てください。サポートハウスみさとヴィラやみさとノイエの取り組みに興味を持っていただけると、さらに嬉しく思います。
リハビリテーション課では、
by your side~望みの実現をお手伝いする~
利用者さんの想いを知る為にコミュニケーションを大切にして、どんな関りができるのか検討し、専門知識を活かしたサービス提供を行っていきます。
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意思伝達装置/OriHime eye+Switch
視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。
ナースコール/ココヘルパ
「ココヘルパ」は、スタッフの負担軽減と入居者さまの安全確保に貢献する、頼もしい無線式ナースコールシステム。さまざまなスイッチに接続することができ、ボタンを押すのが難しい利用者さまでも安心して操作できます。スタッフのスマートフォンと連携すれば、施設内のどこからでも呼び出しに対応でき、さらにその場で対応記録を入力することで、業務のペーパーレス化や効率化にもつながります。最近では、離床センサーなどを組み合わせ、利用者さまの状態を一括して把握・管理するなど、活用範囲がますます広がっています。
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胃ろう
胃ろうとは、お腹に小さな穴を開け、そこから直接胃に栄養を送り込む方法です。口からの食事が困難になった場合でも、胃ろうを利用することで必要な栄養を摂取することが可能です。ただし、胃ろう造設はご本人やご家族にとって大きな決断となります。そのため、メリットだけでなく、手術が必要であること、チューブの管理が必要になること、外見上の変化があることなど、デメリットも理解し、医師と相談の上で判断することが重要です。
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お部屋の装飾、レイアウト
MCでは、個室を利用者さまのご自宅のように、自由にレイアウトしていただいています。ベッド・洗面台・エアコン等は標準設置されていますが、家具、日用品、専用テレビ等を自由に持ち込むことが可能です。大きなテレビでドラマや映画を楽しんだり、ミシンで手芸をしたり、壁一面に思い出の写真を飾ったり…。一人ひとりの暮らし方を変えることなく、自由に日常を過ごしていただけます。
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