2025年6月25日
もう自分を責めないで。介護で心が折れそうな時に知ってほしい「心の余裕」の作り方

同じ姿勢でipadでの映画を楽しむ利用者様。
背中もお尻も痛くなってしまいます。でも、ベッドを倒すのは嫌!!
そんな時、役に立つのがスライディンググローブ。
介助者の手にはめてスッと背中やお尻、手足の下に通してあげるだけ。
体位交換や背抜き、除圧などに使われている方も多いと思います。
身体や腕、足の下をスッと通すだけなのに本当に気持ちが良いものです。是非体験していただきたい!!
スライディンググローブが無い・・・・。という方はスーパーのビニール袋やゴミ袋でも大丈夫。手にかぶせてスッと身体の下を通してみてもらって下さい。驚きの気持ち良さですよ。
そして、スライディンググローブやスライドボードシートは買うと高いイメージがありますが簡単に作る事も出来ます。布は1メートル100円ぐらいのナイロンタフタで、ちょっと縫うだけです。(写真も手作り品です)
自分で作ればスライディングシートの長さも伸長や用途に合わせて調節も出来ます。もちろん、縫うのが大変という時は大きめのゴミ袋の底を切って輪にして使ったり、全身に敷きたい時にはゴミ袋の両サイドを切って長~い一枚にして使っても工夫次第。ゴミ袋1枚でベッド上の移動も楽々です。
ほんの少しの気配りや工夫が使用者様と職員の笑顔につながっていきます。
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好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)
利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。
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筋電図測定装置 ニューロノード
神経難病(ALS、脳性麻痺等)や事故による脊髄損傷などで動きに制限のある方々のために開発された、世界初のウェアラブルデバイス。筋電、空間、眼球の3つのモードから体の状態に応じて選択でき、微細な動きや不随意な動きも設定で調節することが可能です。Bluetooth接続によりiPadと連携し、どんな体勢でも使用できます。メール、インターネット、アプリ、SNS、勉強、ゲームなど、多様な操作が可能で、利用者の世界を広げます。
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持続吸引器/排唾管
口腔内の唾液を24時間持続的に吸引できる専用機器。唾液による肺炎リスクを下げ、夜間の介助負担も大幅に軽減します。常に口腔内に当たる吸引口の先端部分には既成のプラスチックパーツがついていますが、利用者さまによってはその硬さや大きさに違和感がある場合もあります。そこでMCでは、形や素材を手作りで工夫し、一人ひとりの好みに合わせた快適な使用感の実現を目指しています。
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お部屋の装飾、レイアウト
MCでは、個室を利用者さまのご自宅のように、自由にレイアウトしていただいています。ベッド・洗面台・エアコン等は標準設置されていますが、家具、日用品、専用テレビ等を自由に持ち込むことが可能です。大きなテレビでドラマや映画を楽しんだり、ミシンで手芸をしたり、壁一面に思い出の写真を飾ったり…。一人ひとりの暮らし方を変えることなく、自由に日常を過ごしていただけます。
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