2025年11月11日
家族の意見がバラバラで板挟み… そんな介護現場の「諦め」を「希望」に変える、家族療法型カンファレンス入門

今日は待ちに待ったイベント開催日です!

利用者様とパン作りをしました。
パンがお好きな利用者様も多く、職員の「焼きたてのパンを食べてもらいたい!」という優しさから企画が始まりました。
まずは下準備

担当職員が午前中からホームベーカリーをセット!!パン生地まではホームベーカリーにお任せです。
生地が出来たらいよいよ利用者様の出番です。手洗い・消毒・マスクに手袋をつけて準備万端です。
今回の具材は小豆・チョコレート・マーマレードの三種類を用意しましたが、ご自分でハムを準備されていた利用者様も(笑)

皆で「何を入れようか?」「どんな形にしようか?」「卵は塗る?」とワイワイガヤガヤ。
こねたり伸ばしたり、皆さん真剣です。






皆さんの個性豊かな形成後の作品です。どんな焼き上がりになるか楽しみですね。

普段動きにくい手や指を一生懸命に動かしてパンを作る利用者様を見て、改めて楽しみながら出来る生活の中でのリハビリ の大切さを 実感しました。
楽しいと自然と頑張れますからね。
パンを二次発酵させて焼くまでに少し時間が空いてしまうので・・・と担当さんはいろいろ考えて

焼きたてパンと一緒に食べたら美味しいスープとデザートも用意してくれました。こちらは簡単にできるものです。
まずは2種類のスープをつくります。
1種類目はキャンベルのコーンポタージュ。最後の1粒まで残しません!牛乳を入れてしっかり缶の中もきれいに。

かき混ぜながら、ゆっくりコトコトあたためて・・

もう1種類はキャンベルのミネストローネです。(缶も中身も見えませんが・・)

こちらも缶の中にお水を入れて、最後までしっかり綺麗にお鍋に入れて、コトコト、コトコト。
次はデザート作りです。こちらも簡単に定番のフルーチェで。
真面目な顔をしてお茶目な利用者様(笑)

きっちり牛乳の分量を量って混ぜていきます。私は沢山食べたくて牛乳を多めに入れ固まらないを繰り返すおバカな子供でした(笑)

職員と協力しながら、フルーチェの好きな味や小さい頃に作ったゼリエースやシャービックの話題で話は尽きず・・。懐かしい。

出来上がったらデザートカップに分けて冷蔵庫で冷やしていきます。
少し多めに出来たのでおすそ分け用に小さな蓋つきカップにも詰めていただきました。

準備は万端です!
あとは食べるばかり・・
スープとデザートの準備が出来たので、そろそろパンを焼き始めます!

パン焼きを始めてみる利用者様は興味津々。オーブンの前から離れず、焼けるまで楽しそうにず~っと見ていらっしゃいました。良い香りがして来て・・・待ち遠しい時間です♡

焼きあがりました!!

可愛いパンがたくさんできました!!


利用者様もご自分のパンを見て嬉しそうです♡食べながら次回のお料理教室のご提案もいただきました。

パンが大好きな利用者様。たくさん作って沢山食べられていました。嬉しそうですね。

途中「眠い~」とウトウトされていましたが、パンが出来上がると素敵な笑顔です。

焼きたてのパンを「熱っ!熱っ!」と言いながら嬉しそうにお口の中へ。ハフハフされていました(笑)

冷えたフルーチェも。いつもより腕が高く上がっていますね。

気が付いたらスープの写真を撮り忘れていました(泣)利用者様にはコーンポタージュが人気でした。
利用者様も「美味しかった~。お腹いっぱい~。」「楽しかった~♡」と大満足されたようで嬉しいです。
企画や準備は大変ですが、利用者様と一緒にワイワイしながらのイベントは本当に楽しい時間です。
今回は美味しいパンも沢山食べられて・・・(笑)
企画・担当してくれた職員、当日盛り上げてくれた職員、お休みなのに『楽しそう!』と参加してくれた職員みんなに感謝です。
お疲れ様でした。
これからも利用者様に少しでも楽しい時間を過ごしていただけるよう職員一同頑張ってまいります。
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リフト(スリングシート)
自力で移動できない利用者さまを介助リフトで運ぶ際に使用するシート状の補助具。頭から全身を包み込むハイバック型、頭を支える必要のない人に適したローバック型、介助者が取り扱いやすい脚分離型などのさまざまな種類があります。身体状態や体重等を考慮して、その方に合ったスリングシートを選択します。

特殊浴槽
お風呂は利用者さまにとって最も楽しみな時間のひとつです。MCには人工呼吸器を利用している利用者さまも快適・安全に入浴することができる、機械式の特殊な浴槽があります。ストレッチャー上に寝たままの状態で、洗身・洗髪しゆったりと入浴することができます。

好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)
利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。
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意思伝達装置/OriHime eye+Switch
視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

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