2021年9月1日

「連携協働」~ヴィラは一日にしてならず〜

「連携協働」~ヴィラは一日にしてならず〜

福祉と医療の連携という言葉を良く聞きます。役割分担や、分業という内容である場合がほとんどであると思いますが、サポートハウスみさとヴィラで具体的に行っている福祉と医療(介護と看護)の協働を紹介したいと思います。

介護部門のスタッフは日常生活に一番近いところでサポートします。一番近いという表現は、口腔ケアや食事介助、着替えや排泄介助まで生活全般を行う事を指します。一般的な介護の業務は認知症の症状のある方に対する関わり方(アプローチ)や、身体介護が中心になりますが、みさとヴィラの介護は「医療的ケア」のサポートにも力を入れております。
以下,インターネットからの引用です。

「医療的ケア」・・・法律上に定義されている概念ではないが、一般的に学校や在宅等で日常的に行われている、たんの吸引・経管栄養・気管切開部の衛生管理等の医行為を指す。医師免許や看護師等の免許を持たない者は、医行為を反復継続する意思をもって行うことはできないが、平成24年度の制度改正により、看護師等の免許を有しない者も、医行為のうち、たんの吸引等の 5つの特定行為に限り、研修を修了し、都道府県知事に認定された場合には、「認定特定行為業務従事者」として、一定の条件の下で制度上実施できることとなった。

さて、「医療的ケア」ができるようになるまでは簡単ではなく、技術的な壁と心理的な壁と制度的な壁があります。その壁を看護師及び関係するスタッフ、いや、施設全体の力を借りて越える事ができる仕組みが株式会社MCにはあるのです。
神経難病の症状及び進行状況により個人差がありますが、「医療的ケア」という考え方ではなく、その人にとって必要なケアでそれが日常生活の一部であればそれは介護スタッフが担うというマインドが施設全体に浸透しております。
毎日の積み重ねの中で、職種同士で尊重し合う事こそ本当の連携や協働と言えるのではないでしょうか。
みさとヴィラ

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MCの全社員を対象とした学びの場。次世代の医療介護業界のプロフェッショナル人材を早期に育成することを目的としています。また、能力や経験の豊富なスタッフが社内講師役を務めることで、彼らも教えることを通じて学び、知見を広げています。私たちMCは成長し続ける企業であるために、社員一人ひとりが興味のあることを積極的に学び続けられる環境を大切にしています。

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ニューロノード

筋電図測定装置 ニューロノード

神経難病(ALS、脳性麻痺等)や事故による脊髄損傷などで動きに制限のある方々のために開発された、世界初のウェアラブルデバイス。筋電、空間、眼球の3つのモードから体の状態に応じて選択でき、微細な動きや不随意な動きも設定で調節することが可能です。Bluetooth接続によりiPadと連携し、どんな体勢でも使用できます。メール、インターネット、アプリ、SNS、勉強、ゲームなど、多様な操作が可能で、利用者の世界を広げます。

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床ずれ防止用具/ここちあ

食事介助や離床などの背起こしケア時に発生する「床ずれリスク」を軽減するために開発されたエアマット。ベッドと連動した自動圧力調整機能を搭載しており、背上げ角度に応じてマットレス内の圧力を自動で調整し、体勢をしっかり保持して床ずれを予防します。操作パネルにはガイダンス機能付きのフルカラー液晶画面を採用。約10分で空気を充填できるエアポンプを備えているほか、停電時にも安心して使用できる設計で、使い勝手と安全性に配慮しています。

好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)

利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。

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