2023年7月26日

第16回 住まい✕介護✕医療展 2023in東京 介護事業経営を”強くする”展示会に参加して重要に思った2つのこと

1.     住まい✕介護✕医療展ってなに?

住まい✕介護✕医療展とは、東京ビックサイトにて2023/7/19~20の2日間開催された、高齢者住宅新聞社が主催する展示会です。特に介護事業や制度改正や報酬改定などのセミナーが多く講座されているのが特徴です。

他にも最新製品やサービス、業界団体ネットワークなど約100ブースで展示されていました。最近高齢者にも人気が高まってきたと言われる、eスポーツ無料体験コーナーなども展示されており、他にはない展示会となっています。

2.     動画・SNS・SEOマーケティングの重要性

現在はSNSや動画サービスなどの利用率が増加しており、高齢者の方にとっても身近になっています。今まではSNS=若者が使うサービスと言われていましたが、現在では50歳や60歳の方もSNSの利用者が増えています。

株式会社MCでも、ブログ、YOUTUBE、Facebook、Instagram、Twitterなど多くのサービスを活用しています。そこでは、普段の日常生活の風景に加え、職員の働き方、専門性の内容まで幅広く網羅しています。

特にYoutubeは幅広い方に見ていただき、2022/10/18にボイスレトリーバーの動画を皮切りに約23コンテンツを作成してきました。(2023/7/25時点)多くの方にご視聴いただき、視聴回数は約7000回まで増えてきました。

その結果、多くの方にMCの取り組みを身近に感じていただけているのではないかと感じています。動画では文章では伝わりづらい部分も伝わることを実感しています。今後も様々なコンテンツを作成していきますのでぜひよろしくお願いします。

3.     介護業界におけるデータ活用

現在介護業界ではデータ活用を行い、科学的な介護を行うことが求められています。科学的介護とは、科学的裏付けに基づく介護のことで、質の高い介護サービスを行うことが求められています。

元々医療業界ではエビデンスの基づく医療が行われてきましたが、介護業界にもその波がやってきました。そのために、基盤となる介護データを集めて、分析し、フィードバックする仕組みとして「LIFE」と言われるものが導入されました。

そのように、介護業界ではデータに基づく介護が求められています。しかし、実際に蓄積されたデータを分析し、現場の介護に落とし込むことは難しいです。そのため、より現場に必要なデータを収集し、活かせるデータを活用することが大切となります。

LIFEに限らずデータ活用はPDCAサイクルを回し、介護の質を高めることが求められます。また、職員と利用者様と事業所と「三方良し」の形となるように取り組みを強化していきたいと思います。

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意思伝達装置/OriHime eye+Switch

視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

ネッティ

ネッティ

福祉先進国であるノルウェーで生まれた、快適性抜群の車椅子。ティルト&リクライニング機能により、体の状態に合わせた細かな調整が可能です。特に頭部、背中、足のサポートが充実しており、座り直しが難しい方や姿勢を維持することが困難な方でも、安心して長時間使用できます。

ニューロノード

筋電図測定装置 ニューロノード

神経難病(ALS、脳性麻痺等)や事故による脊髄損傷などで動きに制限のある方々のために開発された、世界初のウェアラブルデバイス。筋電、空間、眼球の3つのモードから体の状態に応じて選択でき、微細な動きや不随意な動きも設定で調節することが可能です。Bluetooth接続によりiPadと連携し、どんな体勢でも使用できます。メール、インターネット、アプリ、SNS、勉強、ゲームなど、多様な操作が可能で、利用者の世界を広げます。

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透明文字盤

アクリル板などの透明な板に「はい」「いいえ」や「50音」等が書かれており、介助者が文字盤を指さししたり、見つめている文字が利用者さまと介助者の瞳を結ぶ視線の中心に来るように文字盤を動かして使用します。目線が動かせる方なら外出先など場所を問わず手軽に使用できるため、欠かせない意思伝達アイテムです。

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