2025年1月4日
グランドフリッチャーってどんな車椅子?機能とメリットを徹底解説

先日、職員が飼っている猫ちゃんを連れて施設に遊びに来てくれました。(詳しくはぜひインスタグラムを御覧ください)すると、普段はあまり表情を変えない利用者様に、沢山の表情の変化が見られました。普段は 少し怒りっぽい利用者様の、猫を撫でる時の優しい表情にハッとさせられました。動物と触れ合うだけで、こんなにも心が安らぎ、笑顔が生まれるのかとビックリしました。実はこれ、「アニマルセラピー」の効果のようです。今回は、アニマルセラピーの様々な効果や体験方法をご紹介します。ALSなどの神経難病を患っている方やそのご家族様にも役立つ情報満載です。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
動物園などで動物と触れ合うと、心がホッと安らぎますよね。実はこれ、気のせいではないようです。アニマルセラピーには、心と体に嬉しい効果がたくさんあるようです。
例えば、猫ちゃんのふわふわの毛並みを撫でると、心が穏やかになり、ストレスホルモンの分泌が抑えられると言われています。 また、動物と見つめ合ったり、声をかけたりすることで、幸福ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌され、気持ちが安定し、幸福感を感じやすくなると言われています。
アニマルセラピーは、ALSなどの神経難病を抱える方にも効果が期待されています。 オキシトシンにより精神的な負担を軽減し、生活の質を高める効果も考えられます。 例えば、冒頭で紹介した利用者様のように猫ちゃんを撫でるコミュニケーションを通して、意欲や笑顔が増えていました。
アニマルセラピー、興味はあるけど、実際どうやって体験できるの?そんな疑問にお答えします!実は、アニマルセラピーを体験する方法は色々あります。
まず、動物介在療法を実施している医療機関や介護施設を探してみる方法があります。 施設によっては、定期的にアニマルセラピーのプログラムを提供しているところもあるので、ホームページや問い合わせで確認してみましょう。他にも一般社団法人やNPO法人などもアニマルセラピーを行っているところがあります。
動物介在療法(アニマルセラピー)は、犬や馬などの伴侶動物の力を借りて、人の心身機能の改善や健康状態の向上を目指す補完医療の一種です。
引用:https://www.hanna-reha.ac.jp/ht-rehabilitation/
もちろん、自宅でペットを飼うのも立派なアニマルセラピーといえます。 毎日一緒に過ごすことで、動物との絆が深まり、癒やしの効果も高まります。
費用は、出張サービスでは数万円程度が相場です。 自宅でペットを飼う場合は、エサ代や医療費などの継続的な費用の他にも、餌入れの食器、ゲージ、ペットカートなど様々な費用がかかるので覚えておきましょう。
どんな動物がセラピーに向いているのかというと、社交性の高い犬や人懐っこい性格の猫、守ってあげたくなるウサギ、大きな体で穏やかな性格の馬など様々です。 それぞれの動物によって特徴や性格も違うので、その場に合った動物を見つけることが大切です。 最近では、小動物や鳥など、比較的手間のかからない動物も注目されています。
最後に、衛生面や安全面にも気を配ることが大切です。 抜け毛の対策や動物アレルギーの有無を確認したり、感染症予防のための対策をしっかり行いましょう。 施設でアニマルセラピーを受ける場合は、専門家の指導のもと、安全に配慮したプログラムが提供されているので安心かと思います
動物と触れ合うことで、ストレスホルモンの分泌が抑制され、幸福ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌されます。これにより、心が安らぎ、幸福感を感じやすくなるなど、心身に好影響をもたらします。特に、ALSなどの神経難病を抱える方にとっては、精神的な負担軽減、生活の質向上などの効果も期待されています。
アニマルセラピーは、動物介在療法を実施している医療機関や介護施設で体験できます。また、自宅でペットを飼うこともアニマルセラピーの一環となります。
(当施設ではアニマルセラピーは体験することはできません)
株式会社MCは、埼玉県三郷市でALSなどの神経難病専門の入居施設を運営しています。 当社は、「その人らしい生き方」を共に考え、挑戦することを理念に掲げており、利用者一人ひとりのニーズに合わせたケアを提供しています。 この理念は、アニマルセラピーの目的である「心身機能の改善や健康状態の向上」とも合致する点が多いと言えると思います。
株式会社MCの施設では、利用者様と一緒に個室レイアウトを考えたり、特殊浴槽を利用できるなど、生活の質向上に力を入れています。 このような環境にアニマルセラピーを導入することで、利用者の意欲や笑顔を増やし、周りの人との積極的な関わりを促進できる可能性があります。
利用者様に対してこれからも心身に癒やしを与えられ、生活の質を高めて行けるよう励んでまいります。
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グランドフリッチャー
ティルティング機構(姿勢を維持したまま座面ごと角度を変えて、お尻や太ももにかかる体重を背中や腰へ分散させる)とリクライニング機構(背もたれの角度を変える)が一体になった多機能型の車椅子。人工呼吸器も搭載可能で、快適に日々の外出を楽しめます。
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ピエゾニューマティック(PPSスイッチ)
筋肉の「ひずみ」や「ゆがみ」で作動するピエゾセンサーと、指先の僅かな動きで作動するエアバッグ(ニューマティック)センサーの2種類を選択できるスイッチ。いずれも感度調整が可能で、僅かな力でも操作できるため、幅広い方にご使用いただけます。MCでは更にチューブを利用したカムスイッチを作成し、接続して使用しています。
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