2025年7月5日
“遠回り”と“自己満足”の先に見た光。ある施設長が目指す『いつでも傍に居る』介護とは

当施設の入居者の今井さんのご希望もあり「マイボイス外来」に行ってきました。ご本人の初受診の感想を伺いました。
*以下今井様のFacebookのコピペです。(ご本人の許可を頂いて転載させていただきます。
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昨日、初めて行く病院に行って来ました。
都立神経病院です。
1年前と比べるとだいぶ話しにくくなって来たし、いつか喋れなくなったら絶対私の声を忘れられちゃうのは嫌なので、自分の声を残したいと思いました。
特に言いにくいのはカ行。デイサービスでも言ってた「パタカラ」も「カ」が怪しいし、早口言葉の「かえるぴょこぴょこ」も「ぴょほ」になってて困るなぁと思ってました。
PTさんにも「ハッキリ言えた方がいい」と言われてたので、都立神経病院のマイボイス外来でもちゃんと言えないかもと不安でした。
社長とパソコンに詳しい職員さんが連れてってくれて、マイボイス外来の先生も優しくて丁寧で不鮮明でも録音してくれました。
まぁ、自分の声を聞いても「こんな声だっけ?」とは思うけど、マイボイス外来の先生は「味のある趣がある声だよ」と言ってくれたので有り難いです。
色んな単語も発音したし、言いにくくて不鮮明なものもあったけど、自分の声を使えるのは有り難いです。
道も混んでたし、行くのも帰るのもかなり時間もかかったけど、録音出来て良かった。
今井さんのFacebookリンク
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005358213277
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今後もマイボイスの使用感などお聞かせいただきます。~つづく~
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リフト(スリングシート)
自力で移動できない利用者さまを介助リフトで運ぶ際に使用するシート状の補助具。頭から全身を包み込むハイバック型、頭を支える必要のない人に適したローバック型、介助者が取り扱いやすい脚分離型などのさまざまな種類があります。身体状態や体重等を考慮して、その方に合ったスリングシートを選択します。
呼気式入力装置/ブレスマイクスイッチ
口元にセンサーを近づけて固定し、息を吹き込む、または声を発することで操作が可能なスイッチ。微細な動作が難しい方でも簡単に使用できるよう設計されており、ナースコールやMCライブラリーでご紹介している意思伝達装置など、さまざまなデバイスと接続して活用することができます。
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伝の心
センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。
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プラスチックケーススイッチ
押した時がスイッチオン・離すとオフとなる、指で押して使うタイプの軽量でシンプルなスイッチ。握力の大きさに応じて適切なスイッチを選ぶことができます。プラスチックケースの中に内蔵されたマイクロスイッチの場所を変えることで、感度を細かく調整することが可能なため、利用者さまの状態に合わせて工夫してセッティングを行っています。
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