OriHime eye + Switchは、視線入力とスイッチ入力で文字入力や合成音声でのスピーチができる意思伝達装置です。 病気の進行で筆談やキーボード入力が難しくなったり、気管切開で声を失っても、視線や指先のわずかな動きでコミュニケーションをとることができます。
従来のアナログ透明文字盤のように、誰かの助けを借りなくても、自分で操作して文章を打ち込んだり、読み上げたりすることができるので、介護する側にとっても負担が軽くなります。
視線を使った意思伝達装置としては他にもeeyesなどがあります。こちらも別の記事で紹介していますのでぜひ御覧ください。
OriHime eye + Switchで広がる可能性
OriHimeの大きな特徴は以下の3点です。
- 家族との会話: 病気で声を出すことや筆談が難しくても、OriHime eye + Switchを使えば、家族と日常的な会話を楽しむことができます。
- 趣味や仕事: パソコン操作ができるので、動画視聴や音楽鑑賞などの趣味を楽しんだり、書類作成、接客など仕事を続けることもできます。
- 分身ロボットOriHimeとの連携: OriHime eye + Switchと分身ロボットOriHimeを組み合わせれば、行きたい場所にOriHimeを置いて、授業を受けたり、周りの人と会話したり、身振り手振りでコミュニケーションをとったりすることもできます。
OriHime eye + Switchは、病気や障害によってコミュニケーションが難しくなった方の新しい可能性を広げる画期的な装置です。詳しい情報はぜひHPでご確認ください。
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