伝の心のリモコン設定に関する情報共有会について
伝の心の設定方法を知る事で支援できる幅を増やし、
職員のスキル向上を図りました。
難病を患っている利用者様はご自身で伝の心の設定をすることなどは困難です。
その為、支援できる職員が増える事が大切です。
伝の心のリモコン設定をすることで、ご自身でテレビの電源やチャンネルを変えたりする事で、
テレビ視聴をご自身で楽しむ事ができます。
また、エアコンの電源や温度の設定を変える事で、室温の調整をする事ができるようになります。
このように利用者様ご自身の出来る事が広がることで、QOLの向上に繋がることも期待できます。
一方、現場で働くスタッフも、コール対応する件数が減る事で、
効率的な働き易い環境になると考えています。

当施設では、いままで難病リハビリに携わった事のない職員に対しても、
業務の不安などが軽減できるように、リハビリテーション科内で情報共有会を行っています。
今回は、意思伝達装置の伝の心に関わる内容でしたが、
他にも、
意思伝達装置のeeyesの操作方法であったり、
ポジショニングや、車椅子姿勢のシーティング方法、
スイッチの作成方法、
呼吸リハビリに関する情報共有会を行っています。
リハビリテーションでは、身体を動かす事も大切ですが、
神経難病を患った方のQOL向上に関わる様々な事について日々研鑽しています。
神経難病が進行することでできない事が増えていってしまうこともありますが、
逆に、いままで出来なかった事ができる事もあります。
ポジティブな部分にもしっかり着目し、生活がすこしでも豊かになるように携わっていけるようにしていきたいと思います。

リハビリ科
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