2021年7月12日

看護ケア「喀痰吸引」

株式会社MCでは、看護学生の実習受け入れや 介護業界未経験・無資格の方の採用を行っています。

実際に現場で遭遇することの多い、「喀痰吸引」について
Q and A方式にてケアの説明をしていきます。
それでは今回は、「喀痰吸引」に関してです!

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たかし(看護学生)

今回は、看護処置の一つ「喀痰吸引」について教えてください。

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MC訪問看護ステーション

たかしくん質問ありがとう
それでは今回は「喀痰吸引」に関してお伝えしていきましょうか。
まず、「喀痰吸引」とはどんな処置か知っているかな

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たかし(看護学生)

ありがとうございます!
よく現場では、”吸引”・”サクション”と言われる看護処置のことですよね。
痰を自分で出すことが困難な人に対して、透明なチューブを鼻や口から入れて痰を取り除くものだと思います。

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MC訪問看護ステーション

その通り!現場の看護師は「吸引」「サクション」っていうことが多いよね。ここからは、「吸引」という省略した言い方を使わせてもらうよ

  • 吸引
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MC訪問看護ステーション

まずは、「吸引」を行う時の手順を確認していこうか
この動画は、病院で働く看護師に向けの動画になっているけど
吸引の流れ・患者さんへの声かけ・解剖学を図式がしていて
ものすごく分かりやすい内容になっているよ
2分程度でまとまった内容だよ

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たかし(看護学生)

見てみまーす

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MC訪問看護ステーション

吸引する時のポイントとしては、

  • 吸引圧をかけずに吸引チューブを挿入していくこと
  • 吸引する時は吸引圧を高くしすぎないこと
  • 無理にチューブを何度も出し入れしないこと
  • 鼻や栗の粘膜を傷つけないようにすること

などが挙げられるよ

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たかし(看護学生)

吸引する時のポイントは多いんですね
ちなみに、吸引する時のポイントはわかったけど、看護師の人は吸引の時にどんなことを観察しているんですか?

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MC訪問看護ステーション

いい着眼点をしているね。
「吸引」は、鼻や口に溜まっている痰をただ取り除けば良い!
ってものではないんだよね。

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MC訪問看護ステーション

吸引時の観察のポイントとしてはこんな感じかな!

  • 痰の量・性状・色
  • 呼吸回数
  • SPO2(酸素飽和度)値
  • 呼吸様式の変化

とりあえずここでは、

口腔内・鼻腔内の吸引」に関しての説明になります。

「気管切開している方への吸引」

吸引手技だけではなく、清潔操作も重要になってくるのでまた記事に挙げていきます。

MC訪問看護ステーション
※紹介している商品に関して取り扱っているわけではないため、お問い合わせはお控えください

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