2026年2月9日

コンプレックスだった「高い声」が、私の最大の武器になった。ある職員の成長と卒業の物語

こんにちは、株式会社MCです。

私たちは「人の思いを実現できる会社」を理念に掲げていますが、それは利用者様だけに限った話ではありません。働くスタッフ一人ひとりにとっても、ここは自分の「個性」を見つけ、磨き、輝かせる場所でありたいと願っています。

先日、新たなステージへと旅立つある職員の退職挨拶がありました。そのスピーチが、あまりにも私たちの理念を体現しており、そして働くすべての人に勇気を与える内容だったので、ここでシェアさせていただきます。

30歳、不安からのスタート。「私の声、うるさくないですか?」

彼女のキャリアは、決して順風満帆なスタートではありませんでした。

30歳という節目で将来に不安を感じ、介護業界へ飛び込んだ彼女。最初は資格を活かした事務職を希望していましたが叶わず、デイサービスの現場からキャリアをスタートさせました。

そこで彼女が抱えていたのは、「自分の高い声」に対する長年のコンプレックスでした。

「うるさいと思われていないかな?」「耳障りじゃないかな?」

そんな不安を抱えながら働いていたある日、利用者様からかけられた言葉が、彼女の世界を変えました。

「あなたの声は高いから、耳が遠い私でもすごく聞き取りやすいのよ。ありがとう」

コンプレックスだと思っていた特徴が、介護の現場では「最高の強み」になる。

自分自身が「個性」を認められた瞬間でした。この経験が彼女の自己肯定感を高め、介護の仕事へのやりがいへと繋がっていったのです。

ピンチをチャンスに。腰痛を機に挑んだ「バックオフィスの改革」

現場でやりがいを感じていた矢先、腰を痛めるというアクシデントに見舞われます。しかし、彼女はそこで立ち止まりませんでした。

「現場が難しいなら、知識で貢献しよう」

ヘルパーの資格を取得し、派遣社員として様々な施設で経験を積み、40歳を機に「正社員として腰を据えて働きたい」と、私たち株式会社MCの門を叩いてくれました。

未経験だった「請求業務」への挑戦

入社当時、MCは大きく変化している時期でした。彼女に任されたのは、これまで経験のなかった「請求業務」や「社会保険」といった、複雑で専門的な知識が必要な分野。

面接での緊張、新しい環境への戸惑い。

それでも彼女は逃げずに学び続けました。

  • 現場を知っているからこそ分かる、数字の向こう側の利用者様の顔。
  • 現場のスタッフが働きやすいように、複雑な業務を整理する仕組みづくり。

彼女は、現場での経験と、持ち前の真面目さを掛け合わせ、「会社の請求業務の礎(いしずえ)」となる仕組みを築き上げてくれたのです。

「会社に残したものは、数字以上の価値がある」

退職のご挨拶の中で、彼女はこう語ってくれました。

「ここで学んだ知識、経験は、私の成長そのものです。ここでの経験は、これからも私の役に立つと確信しています」

自身の成長への感謝と、同僚への感謝の言葉。

それを聞いた経営陣や同僚からは、自然とこんな言葉が贈られました。

「会社が変化する大変な時期に入社し、業務の整理や仕組みづくりを担ってくれたこと。その仕事は、間違いなく今後の会社の『礎』になります。短い期間でしたが、その貢献に心から感謝しています」

最後に

誰にでも、コンプレックスや、思い通りにいかないキャリアの壁はあるものです。

しかし、置かれた場所で「自分に何ができるか」を考え、自分の特性(Color)を活かそうともがいた時、それは必ず誰かの役に立ち、自分自身の大きな成長へと繋がります。

彼女が残してくれた業務の仕組みと、前向きに挑戦する姿勢は、これからもMCの中に残り続けます。

「コンプレックスは、場所を変えれば武器になる」

「ピンチは、新しいスキルを身につけるチャンスになる」

彼女の物語が、今、仕事やキャリアに悩む誰かの背中を、そっと押してくれることを願っています。

私たち株式会社MCは、卒業するスタッフの新しい門出を心から応援しています。

本当に、ありがとうございました!

是非当社に興味をも行っていただいた方はお気軽にお問い合わせください。

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スマイルスプーン

口を閉じることに障害があり、食べ物を口の中に入れることが困難な方をサポートするスプーン。スライドして適量を押し出し、飲み込みやすい下の上の位置に食べ物を運ぶことが可能です。食べる側も介助する側もストレスなく、楽しい食事の時間を過ごせます。

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センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。

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