2021年9月6日

ピエゾセンサー

ピエゾセンサー

少し長くなりますがお許しください。

ご自宅でレッツチャットを使用されていた利用者様。

少し説明を。

レッツチャットとは
【携帯用会話補助装置】
スイッチひとつで、伝えたい言葉を表示でき、会話を楽しむことができる装置です。

■呼出ブザー

・レッツチャットの入力スイッチを押し続けるだけで、内蔵の呼出ブザーを鳴らせます。

・オプションのワイヤレスコールセットがあれば、同時に離れた場所のブザーを鳴らすことができます。

■ 生活に便利な機能 ・360文字まで入力できるので、ちょっとした手紙や日記も書けます。

・作成した文書は、文字板の空白の枠に簡単に保存できます。

・プリンタを使って、液晶画面の文章を印刷できます。

・カレンダー機能を内蔵しています。現在時刻を音声で読み上げます。

■テレビリモコン機能 ・接続した入力スイッチで、そのまま、テレビの電源、チャンネル、音量を操作することができます。

■軽くて設置もカンタン ・生活シーンに合わせた設置方法を選べます。

・小型軽量なので手軽に持ち運びができます。

・AC100Vと単3形乾電池のどちらにも対応しているので、家の中や外出先でも手軽に使えます。

<パナソニック ヘルスケア株式会社製>

『レッツチャット』と『伝の心』の2台を上手く使い分けられている方も居ますが、残念ながら2019年7月で生産を終了してしまったそうです。

ノイエに来てから少しずつスウィッチの使用が難しくなってきてしまいました。
そこでいろいろな形や固さをお試し。
スウィッチ部分をハンドクリームの空チューブにしたものが固さも反応も良く、暫く使われていました。
それでも少しずつお顔の動きが難しくなり、透明文字盤も見えにくくなり、最近は瞬きと舌の動きで意思確認をさせていただいていました。

少し前に御紹介をさせていただきましたが、先を考えてマクトスのお話をすると体験を希望され、挑戦もされました。
このとき、普段あまり動かすことのなかった額の動きが良いことに気が付いたリハビリ職員が
「ピエゾセンサーを使ってみたらどうだろうか。」と。

早速お試し。

ご本人と相談をしながら、まずはナースコールをとすすめていましたが、

「レッツチャットをまた使いたい!」

とのお気持ちが確認できたため少しずつ練習をされています。

タイミングを合わせることがとても難しく、根気のいる練習ですが頑張られています。

「自分の言葉で想いを伝えたい。」

私達も、その『想いと言葉』を大切にしていきたいです。

*レッツチャット 開発者(松尾光晴 (意思伝達装置レッツ・チャット開発者))のURLになります。
マイスイッチ https://myswitch.jp/

みさとノイエ

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Eeyes

視線検出式入力装置を接続した、目の動きによる文字入力ができる意思伝達装置。文字だけでなく絵文字も使用できるのが特徴で、伝え難い感情のニュアンスを表現することが可能です。また、体の部位を示す絵文字と操作に関する絵文字を組み合わせるなどの工夫で、通常の文字を入力するよりも素早いコミュニケーションを実現できます。

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意思伝達装置/OriHime eye+Switch

視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

床ずれ防止用具/ここちあ

食事介助や離床などの背起こしケア時に発生する「床ずれリスク」を軽減するために開発されたエアマット。ベッドと連動した自動圧力調整機能を搭載しており、背上げ角度に応じてマットレス内の圧力を自動で調整し、体勢をしっかり保持して床ずれを予防します。操作パネルにはガイダンス機能付きのフルカラー液晶画面を採用。約10分で空気を充填できるエアポンプを備えているほか、停電時にも安心して使用できる設計で、使い勝手と安全性に配慮しています。

持続吸引器/排唾管

口腔内の唾液を24時間持続的に吸引できる専用機器。唾液による肺炎リスクを下げ、夜間の介助負担も大幅に軽減します。常に口腔内に当たる吸引口の先端部分には既成のプラスチックパーツがついていますが、利用者さまによってはその硬さや大きさに違和感がある場合もあります。そこでMCでは、形や素材を手作りで工夫し、一人ひとりの好みに合わせた快適な使用感の実現を目指しています。

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