2025年9月30日
三菱電機様と描く未来図:コミュニケーションの「壁」を越える、新たな挑戦がここに始まる

平成30年11月16日~17日の間で日本難病医療ネットワーク学会へ参加させて頂きました。今回の学会は職種をこえた様々な業種が集まり、シンポジウムやセッション、口演やポスター発表などの企画を通して、在宅連携を学び深めることができ有意義な時間でした。
今回私は、ヴィラのコミュニケーション支援の取り組みをポスターで発表させて頂きました。
神経難病の方は病気の進行に伴いコミュニケーション手段が失われていきます。そのため、早期に文字盤や重度意思伝達装置などのコミュニケーション手段を提供し、構築していかなければなりません。最近の神経難病支援者間でも言われていますが、コミュニケーション支援には他職種でチームを作り支援をしていくことが重要です。ヴィラでも他職種を集めて支援チームを作り、コミュニケーション支援をサポートしています。また、各専門職だけでなく、職員の中でもモノづくりが得意な職員、コンピューターに詳しい職員、工業に詳しい職員なども連携チームに加えて、導入した後の機器の修繕も円滑にできるような連携体制も取っています。
今回発表をさせて頂き、チームとしても今後の課題を把握することができ、利用者への円滑な支援に繋がったと思います。
リハビリ 権丈
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呼気式入力装置/ブレスマイクスイッチ
口元にセンサーを近づけて固定し、息を吹き込む、または声を発することで操作が可能なスイッチ。微細な動作が難しい方でも簡単に使用できるよう設計されており、ナースコールやMCライブラリーでご紹介している意思伝達装置など、さまざまなデバイスと接続して活用することができます。
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特殊浴槽
お風呂は利用者さまにとって最も楽しみな時間のひとつです。MCには人工呼吸器を利用している利用者さまも快適・安全に入浴することができる、機械式の特殊な浴槽があります。ストレッチャー上に寝たままの状態で、洗身・洗髪しゆったりと入浴することができます。
伝の心
センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。
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