2025年2月19日
ロホクッションとは?介護・リハビリ現場から日常生活まで支える安心クッション

平成30年11月16日~17日の間で日本難病医療ネットワーク学会へ参加させて頂きました。今回の学会は職種をこえた様々な業種が集まり、シンポジウムやセッション、口演やポスター発表などの企画を通して、在宅連携を学び深めることができ有意義な時間でした。
今回私は、ヴィラのコミュニケーション支援の取り組みをポスターで発表させて頂きました。
神経難病の方は病気の進行に伴いコミュニケーション手段が失われていきます。そのため、早期に文字盤や重度意思伝達装置などのコミュニケーション手段を提供し、構築していかなければなりません。最近の神経難病支援者間でも言われていますが、コミュニケーション支援には他職種でチームを作り支援をしていくことが重要です。ヴィラでも他職種を集めて支援チームを作り、コミュニケーション支援をサポートしています。また、各専門職だけでなく、職員の中でもモノづくりが得意な職員、コンピューターに詳しい職員、工業に詳しい職員なども連携チームに加えて、導入した後の機器の修繕も円滑にできるような連携体制も取っています。
今回発表をさせて頂き、チームとしても今後の課題を把握することができ、利用者への円滑な支援に繋がったと思います。
リハビリ 権丈
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伝の心
センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。
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リフト(スリングシート)
自力で移動できない利用者さまを介助リフトで運ぶ際に使用するシート状の補助具。頭から全身を包み込むハイバック型、頭を支える必要のない人に適したローバック型、介助者が取り扱いやすい脚分離型などのさまざまな種類があります。身体状態や体重等を考慮して、その方に合ったスリングシートを選択します。
ナースコール/ココヘルパ
「ココヘルパ」は、スタッフの負担軽減と入居者さまの安全確保に貢献する、頼もしい無線式ナースコールシステム。さまざまなスイッチに接続することができ、ボタンを押すのが難しい利用者さまでも安心して操作できます。スタッフのスマートフォンと連携すれば、施設内のどこからでも呼び出しに対応でき、さらにその場で対応記録を入力することで、業務のペーパーレス化や効率化にもつながります。最近では、離床センサーなどを組み合わせ、利用者さまの状態を一括して把握・管理するなど、活用範囲がますます広がっています。
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意思伝達装置/OriHime eye+Switch
視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。
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