2025年7月5日
“遠回り”と“自己満足”の先に見た光。ある施設長が目指す『いつでも傍に居る』介護とは

今や、デジタル時代の到来により、前回お伝えした通り多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいます。その中でも、LINE WORKSは、ビジネスにおいてコミュニケーションを円滑にするための多様な機能を提供することで、多くの企業から支持されています。LINE WORKSのチャット機能を活用することで、メンバー同士のコミュニケーションを効率化し、利用者様に対する生産性を向上することができます。また、ビデオ通話やファイル共有機能も備えており、施設での業務をスムーズに進めることができます。この記事では、当施設でのLINE WORKSの取り組みについて紹介し、なぜ多くの企業がLINE WORKSを導入しているのか、その理由を探っていきます。
LINE WORKSは、ビジネスチャットとしては非常に優れたツールであり、グループウェア機能も充実しているため、働き方改革に役立つツールと言えます。
LINE WORKSは、LINEと同じインターフェイスを使用するため、親しみやすく使いやすいことが特徴です。
医療・介護業界でも、LINE WORKSを導入したことで、業務効率が大幅に向上したと報告されている訪問看護ステーションや老人ホームは多数あります。具体的には、社員間のやりとりがLINE WORKSで一元管理され、業務上の情報共有が円滑になったことで、業務効率が向上し、生産性が高まったとされています。
LINE WORKSはチャットツール中でも親しみやすいインターフェイスと充実した機能により、業務効率の向上や働き方改革に貢献することができます。導入することで、生産性の向上や業務改善に繋がる可能性があるため、今後ますます注目されることが予想されます。
DX推進のために当施設がなぜLINE WORKSを導入した理由について紹介していきます。LINE WORKSは、ビジネスチャットに加え、カレンダー、ファイル共有などの機能があります。
導入の理由として、以下の3つのポイントが挙げられます。
・コミュニケーションの効率化
当施設では導入前は各部門にあるノートに報告事項を記入していました。しかし、共有方法が部門ごとに統一されておらず、情報が散在していました。LINE WORKSを導入することで、LINE WORKSに情報を集約することができ、情報伝達の漏れをふせぐことができました。また、副産物として、履歴が残るため検索が容易となり、動画や画像ファイルによって情報の質を上げることができるようになりました。
・業務の効率化
従来の業務では、施設長や社長・事務局からの伝達が口頭や紙での伝達でした。そのため、誰が見聞きしたか把握することが難しく、伝達の漏れが発生していました。LINE WORKSを導入し、発信に対して既読が付く為、誰が見ていないのか確認することができるようになりました。また、個人宛のやりとりなどはチャット機能を使うことによって、探し回ったり、予定調整をして直接合う手間をへらすことができました。
・カレンダーで予定の共有
従来ではホワイトボードに予定を記入していましたが、各部門によって取り組みをそれぞれの予定表に記入していたため、利用者様の予定を一元で知ることができませんでした。しかし、LINE WORKSを導入し、利用者様の受診やバルーン交換などの予定をカレンダーで登録することにより、全職種で情報を共有することができました。また、副産物として外部業者が別の人が来たときに別の利用者様の事で相談することができるようになりました。このように、LINE WORKSは、予定の共有にも役立ちます。
以上のように、LINE WORKSを導入することで、コミュニケーションの効率化や業務の効率化、予定共有に貢献しています。介護・医療業界において、LINE WORKSは今後ますます重要なツールとなることが予想されます。
近年、DXが注目され、企業がデジタル化を推進する中で、ビジネスツールとしてLINE WORKSが活用されることが増えています。LINE WORKSは、ビジネス版LINEとして、グループウェア機能を備えています。特に、チャット機能は、組織やチームのコミュニケーションを円滑にし、業務効率を向上させるための重要なツールです。
DXに取り組む上で、LINE WORKSの活用は重要です。今後もLINE WORKSのチャット機能を使って情報共有や連絡事項のやり取りを行い、場所や時間、部署に関係なくコミュニケーションが活発化し、組織やチームの業務効率を向上させていきたいと思います。
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プラスチックケーススイッチ
押した時がスイッチオン・離すとオフとなる、指で押して使うタイプの軽量でシンプルなスイッチ。握力の大きさに応じて適切なスイッチを選ぶことができます。プラスチックケースの中に内蔵されたマイクロスイッチの場所を変えることで、感度を細かく調整することが可能なため、利用者さまの状態に合わせて工夫してセッティングを行っています。
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透明文字盤
アクリル板などの透明な板に「はい」「いいえ」や「50音」等が書かれており、介助者が文字盤を指さししたり、見つめている文字が利用者さまと介助者の瞳を結ぶ視線の中心に来るように文字盤を動かして使用します。目線が動かせる方なら外出先など場所を問わず手軽に使用できるため、欠かせない意思伝達アイテムです。
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呼気式入力装置/ブレスマイクスイッチ
口元にセンサーを近づけて固定し、息を吹き込む、または声を発することで操作が可能なスイッチ。微細な動作が難しい方でも簡単に使用できるよう設計されており、ナースコールやMCライブラリーでご紹介している意思伝達装置など、さまざまなデバイスと接続して活用することができます。
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ナースコール/ココヘルパ
「ココヘルパ」は、スタッフの負担軽減と入居者さまの安全確保に貢献する、頼もしい無線式ナースコールシステム。さまざまなスイッチに接続することができ、ボタンを押すのが難しい利用者さまでも安心して操作できます。スタッフのスマートフォンと連携すれば、施設内のどこからでも呼び出しに対応でき、さらにその場で対応記録を入力することで、業務のペーパーレス化や効率化にもつながります。最近では、離床センサーなどを組み合わせ、利用者さまの状態を一括して把握・管理するなど、活用範囲がますます広がっています。
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