2025年2月19日
ロホクッションとは?介護・リハビリ現場から日常生活まで支える安心クッション

今回、サポートハウスみさとヴィラのエントランス利用者様の写真展が開催されました。利用者様とリハビリ職員とご家族様の協力の下素敵なイベントとなりました。この記事では、利用者様と職員とご家族様がどういった経緯で出来上がったのか?について記載させていただいております。
目次
エントランスでは季節ごとに様々な出し物を行っています。そのときに別の利用者様の作品を掲示していたときがあります。それを見られた、利用者様の「僕もできますか?」という一歩から始まりました。
前々からリハビリ職員からの提案で、素敵な作品をエントランスに飾りませんか?と提案することはありましたが、乗り気ではありませんでした。しかし、他の人が写真を展示しているのを見て、自分もやってみたいと思ったそうです。
飾る作品の選び方と場所の決定については週に1回はベッドから起きて、どの写真をどこに飾るか作業療法士と一緒に考えました。
自らが指示を出して展示を行いました。特に写真の並べ方にこだわりながら、車椅子に座っても利用者様の指示の元作品を完成させました。
自分で言うのも変だけど、作品が良くできたと満足しています。 「結構いいね」と自己評価されていたのが印象的でした。
作業療法士として、利用者様と一緒にエントランス写真展を完成させる過程は自分自身の成長にも繋がりました。週に1回ベッドから起きる時間を利用して、どの作品を選び、どう展示するか一緒に考えました。利用者様が自分で写真や展示場所を選ぶ姿は、自信が高まっていると感じました。
このような共同作業の結果、参加者の心の健康にも良い影響がありました。具体的には、写真展に向けての準備や実際の展示を通じて、参加者の表情が明るくなり、普段は辛いと感じる車椅子生活にも前向きな気持ちが生まれました。また、自分で作品を選んで展示することで、生活に新たな目標や意味を見い出すことができていると感じました。
参加していただいた利用者様の奥様かが写真展示をより美しくするために、お花と花瓶を持ってきてくださいました。本当に嬉しいサポートで、利用者様・ご家族様・職員が協力し、作品を一層引き立てる工夫をすることができました。
神経難病を患い何もできないと悲観せず、新しい目標を持って作品をつくるという取り組みは、普段は辛そうにされるときも笑顔が溢れていました。
具体的には、最近は身体的に変化に伴い、普段車椅子に乗るときに苦しそうな顔をされることもありました。しかし、写真展の作品を作成したり、写真を鑑賞するための車椅子乗車時は笑顔が多く見られ、楽しい時間を過ごすことができました。
エントランスでは様々な作品を掲示しています。その一環では今回のように利用者様の協力し、作品を作り上げることもあります。ぜひ、サポートハウスみさとヴィラに起こしいただいた際には、ご覧いただけると幸いです。
そして、株式会社MCやみさとヴィラやノイエに興味を持っていただけるととても嬉しく思います。
リハビリテーション課では、
by your side~望みの実現をお手伝いする~
利用者さんの想いを知る為にコミュニケーションを大切にして、どんな関りができるのか検討し、専門知識を活かしたサービス提供を行っていきます。
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スマイルスプーン
口を閉じることに障害があり、食べ物を口の中に入れることが困難な方をサポートするスプーン。スライドして適量を押し出し、飲み込みやすい下の上の位置に食べ物を運ぶことが可能です。食べる側も介助する側もストレスなく、楽しい食事の時間を過ごせます。
リフト(スリングシート)
自力で移動できない利用者さまを介助リフトで運ぶ際に使用するシート状の補助具。頭から全身を包み込むハイバック型、頭を支える必要のない人に適したローバック型、介助者が取り扱いやすい脚分離型などのさまざまな種類があります。身体状態や体重等を考慮して、その方に合ったスリングシートを選択します。
胃ろう
胃ろうとは、お腹に小さな穴を開け、そこから直接胃に栄養を送り込む方法です。口からの食事が困難になった場合でも、胃ろうを利用することで必要な栄養を摂取することが可能です。ただし、胃ろう造設はご本人やご家族にとって大きな決断となります。そのため、メリットだけでなく、手術が必要であること、チューブの管理が必要になること、外見上の変化があることなど、デメリットも理解し、医師と相談の上で判断することが重要です。
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持続吸引器/排唾管
口腔内の唾液を24時間持続的に吸引できる専用機器。唾液による肺炎リスクを下げ、夜間の介助負担も大幅に軽減します。常に口腔内に当たる吸引口の先端部分には既成のプラスチックパーツがついていますが、利用者さまによってはその硬さや大きさに違和感がある場合もあります。そこでMCでは、形や素材を手作りで工夫し、一人ひとりの好みに合わせた快適な使用感の実現を目指しています。
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