2025年11月4日
介護の常識が変わる「ユマニチュード」とは?フランス発祥“人間らしさ”を支えるケアの哲学


口腔ケアはあまり重要視されないケアですが、本当はとても大切なケアになります。
ご家族から『口から物を食べていないのに口腔ケアは必要なのか?」と聞かれることがあります。そう思いますよね。
物を食べていても、食べていなくてもお口のケアはとても重要なのです。しっかりとした口腔ケアやマッサージを続けることで熱発や肺炎が少なくなったり、食べる事や飲むことが出来る期間が少し長くなったりと良いことばかりです。

職員も顔にテープを貼って口の動かしにくさを体験したり、ビスケットやオブラートを使っての歯磨き介助の練習も行いました。「きちんとケアをすると口の中がこんなにスッキリと気持ちが良いんだ!」と驚く職員や、今までの自分のケアを反省する職員も。
毎週、歯科医や衛生士さんの訪問もありしっかり口腔内を見せていただいています。
いつも利用者様に明るく寄り添い、分かり易く丁寧なご指導をいただける あおい歯科様 ご協力ありがとうございました。
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特殊浴槽
お風呂は利用者さまにとって最も楽しみな時間のひとつです。MCには人工呼吸器を利用している利用者さまも快適・安全に入浴することができる、機械式の特殊な浴槽があります。ストレッチャー上に寝たままの状態で、洗身・洗髪しゆったりと入浴することができます。

持続吸引器/排唾管
口腔内の唾液を24時間持続的に吸引できる専用機器。唾液による肺炎リスクを下げ、夜間の介助負担も大幅に軽減します。常に口腔内に当たる吸引口の先端部分には既成のプラスチックパーツがついていますが、利用者さまによってはその硬さや大きさに違和感がある場合もあります。そこでMCでは、形や素材を手作りで工夫し、一人ひとりの好みに合わせた快適な使用感の実現を目指しています。
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リフト(スリングシート)
自力で移動できない利用者さまを介助リフトで運ぶ際に使用するシート状の補助具。頭から全身を包み込むハイバック型、頭を支える必要のない人に適したローバック型、介助者が取り扱いやすい脚分離型などのさまざまな種類があります。身体状態や体重等を考慮して、その方に合ったスリングシートを選択します。

好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)
利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。
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お問い合わせ窓口
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