
ヴィラにeeyes(重度意思伝達装置)についての取材が入り、
eeyesを実際に使っている利用者と介助しているスタッフが取材に応じました。
番組は「サイエンスビュー」という、
日本発の最先端の技術を世界に向けて紹介していく、
NHKWORLDにて放送している30分番組です。
Science View – TV | NHK WORLD-JAPAN Live & Programs
当施設がどうして取材をうけることになったか?
それは、
eeyesの開発初期から協力させて頂き
当施設に試作一号機があるほどの、
深い関係があるからです。
開発を行ったオレンジアーチ社の宇田様には、
利用者さんがどのような生活を送っているのか
実際の様子を見ていただくことも多々有りました。
そして
今までの意思伝達装置ではコミュニケーションを行うことができなかった利用者様が、
eeyesのおかげで、
自分の言葉をはっきりと伝えることができました。
始めて名前を伝えられた時、
始めて感謝を伝えることができた時、
始めて食べたいものを伝えることができた時、
涙を流して喜んでいたことは忘れることができません。
また、利用者様だけではなく、
介助を行うスタッフや
家族の使い勝手も考えてくださっており、
とても使いやすい意思伝達装置となっています。
パソコンが苦手だから、
意思伝達装置は苦手と言っていたスタッフも、
eeyesを使うことができました。
今回、取材に実際に応じた作業療法士の谷口さんは、
「取材での利用者様の様子をみんなに、
特に宇田さんにみていただきたいです。
利用者様が「eeyesがないと自分は何もできない。
本当になくてはならいものなので、
すごい大切なのもなのです。」
そういうふうに、
一生懸命伝えてくださり、
いかに重要なツールなのか、
彼女の生活をどれだけ支えているかが伝わる内容だとおもいます。」
実際に利用している利用者様の
「本当に大切で大事なもの」という言葉が、
とても胸に刺さりました。
なかなか普段の生活では聞くことができないことだったので、
取材を通して、
利用者様の実際の言葉を聞くことができて、
とても良かったです。
今後も当施設を利用している利用者様に対して、
コミュニケーションを大切に関わっていきたいと思います。
