2023年1月5日

ヴィラにeeyesの取材がきました。

ヴィラにeeyes(重度意思伝達装置)についての取材が入り、eeyesを実際に使っている利用者と介助しているスタッフが取材に応じました。

番組は「サイエンスビュー」という、日本発の最先端の技術を世界に向けて紹介していく、NHKWORLDにて放送している30分番組です。

Science View – TV | NHK WORLD-JAPAN Live & Programs

当施設がどうして取材をうけることになったか?
それは、eeyesの開発初期から協力させて頂き、当施設に試作一号機があるほどの深い関係があるからです。

開発を行ったオレンジアーチ社の宇田様には、利用者さんがどのような生活を送っているのか実際の様子を見ていただくことも多々有りました。

そして、今までの意思伝達装置ではコミュニケーションを行うことができなかった利用者様が、eeyesのおかげで、自分の言葉をはっきりと伝えることができました。

始めて名前を伝えられた時、始めて感謝を伝えることができた時、始めて食べたいものを伝えることができた時、涙を流して喜んでいたことは忘れることができません。

また、利用者様だけではなく、介助を行うスタッフや家族の使い勝手も考えてくださっており、とても使いやすい意思伝達装置となっています。

パソコンが苦手だから、意思伝達装置は苦手と言っていたスタッフも、eeyesを使うことができました。

今回、取材に実際に応じた作業療法士の谷口さんは、「取材での利用者様の様子をみんなに、特に宇田さんにみていただきたいです。利用者様が「eeyesがないと自分は何もできない。本当になくてはならいものなので、すごい大切なのもなのです。」そういうふうに、一生懸命伝えてくださり、いかに重要なツールなのか、彼女の生活をどれだけ支えているかが伝わる内容だとおもいます。」

実際に利用している利用者様の「本当に大切で大事なもの」という言葉が、とても胸に刺さりました。

なかなか普段の生活では聞くことができないことだったので、取材を通して、利用者様の実際の言葉を聞くことができて、とても良かったです。

今後も当施設を利用している利用者様に対して、コミュニケーションを大切に関わっていきたいと思います。

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意思伝達装置/OriHime eye+Switch

視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

Eeyes

視線検出式入力装置を接続した、目の動きによる文字入力ができる意思伝達装置。文字だけでなく絵文字も使用できるのが特徴で、伝え難い感情のニュアンスを表現することが可能です。また、体の部位を示す絵文字と操作に関する絵文字を組み合わせるなどの工夫で、通常の文字を入力するよりも素早いコミュニケーションを実現できます。

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透明文字盤

アクリル板などの透明な板に「はい」「いいえ」や「50音」等が書かれており、介助者が文字盤を指さししたり、見つめている文字が利用者さまと介助者の瞳を結ぶ視線の中心に来るように文字盤を動かして使用します。目線が動かせる方なら外出先など場所を問わず手軽に使用できるため、欠かせない意思伝達アイテムです。

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ニューロノード

筋電図測定装置 ニューロノード

神経難病(ALS、脳性麻痺等)や事故による脊髄損傷などで動きに制限のある方々のために開発された、世界初のウェアラブルデバイス。筋電、空間、眼球の3つのモードから体の状態に応じて選択でき、微細な動きや不随意な動きも設定で調節することが可能です。Bluetooth接続によりiPadと連携し、どんな体勢でも使用できます。メール、インターネット、アプリ、SNS、勉強、ゲームなど、多様な操作が可能で、利用者の世界を広げます。

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