医療ネタ

けいれん発作時の初期対応

サポートハウスみさとヴィラ・サポートハウスみさとノイエには、ALSなど神経系疾患の方や、高齢者が多く入居しているため
突然、けいれん発作の場面に遭遇するかもしれない
その時に冷静に対応できるように、知識と行動をお伝えしたいと思います

今回は特に、

突然、けいれん発作を起こしている人に遭遇した時の初期対応です

けいれん発作時に注意すること

  • 意識状態
  • 呼吸状態
  • けがをしないようにする
  • すぐに応援を呼び、病院もしくは医療スタッフへ連絡する

意識状態

焦点が合わず、会話もままなりません
どのくらいの時間、様子がおかしいのか把握することが大切です

呼吸状態

けいれん発作は脳の中の大脳と呼ばれる部位に何らかの障害が起き、正常な脳刺激の伝達がうまくいかない状態です
その影響で、正常な呼吸を行うことや、必要な酸素を体内に取り込むことが難しくなっている状況になっていることがあります
また、舌根沈下や口の中に痰や唾液が多くなるため気道閉塞を起こす可能性が高まり、けいれん発作の影響で嘔吐することもしばしばあるため、横向き(向きは左右どちらでもOK)にさせて嘔吐したものが逆流して窒息しないようにしてください(本人が辛い時は、身体は難しくても、顔のむきだけは横にすることを忘れずに)

けがをしないようにする

けいれん発作が起きているときは、想像以上に身体が動き回ることがあります
意図しない動きの影響で、テーブルや棚の角に頭をぶつけてしまったり、頭や身体に傷ができてしまいます。それを避けるためにも、テーブルや棚から離れて所に体を移動させることが大切です
屋外であれば、地面がコンクリートのような硬い場所で頭をぶつけることを避けるため芝生に身体を移動させたりして衝撃を吸収できるような場所に移すことが大切です

すぐに応援を呼び、病院もしくは医療スタッフへ連絡する

けいれん発作が起きるには原因があります
脳梗塞・脳内出血、発熱などが主な原因です
それらを、未治療のまま放置するとさらに症状は悪化してしまうので、早期に病院や専門の医療スタッフに対応してもらうことを忘れずに行動してください

まとめ

突然、けいれん発作を起こしている人に遭遇した時は、
誰でも動揺しどのように行動すればよいのか混乱してしまいます
ですが、日頃からどのような行動をとるべきか想像することで人の命を助けることもできるのです

最後に

  • 意識状態
  • 呼吸状態
  • けがをしないようにする
  • すぐに応援を呼び、病院もしくは医療スタッフへ連絡する

これらを忘れずに
少しでも冷静に行動できることができればと思います

MC訪問看護ステーション

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