2022年11月9日

第5回看護&介護EXPOに参加してきました。

第5回看護&介護EXPOに参加してきました。

看護&介護EXPOに参加し当施設にて参考になる商品やセミナーに参加することができました。

看護&介護EXPOでは、600社以上の企業が参加し当施設に導入したほうが良いものや、最新機器の知見を知ることができました。

セミナーでは厚生労働省職員の方や先進的な介護を行っている企業の話を聞くことができました。

当施設においても導入検討した方がいい機器、考え方を知ることができたので、施設の方に還元していきたいと思いました。

そもそも、

看護&介護EXPOってなに?

通称:ナーシングケアとも呼ばれ、2022年10月12日から14日までの3日間、幕張メッセにて行われました。

(東京会場)
【ちなみに次回の第6回 看護&介護EXPOは、2023年10月11日から13日の3日間、幕張メッセにて行われる予定ですので、興味がある方はご参加ください!】

医療や介護、福祉機器から人材サービスと幅広い製品やサービスを展示しています。
サービスや商品を紹介する会社は国内・外合わせて約600社集まり、来場者数は3日間で1万3千人ほどの方が来場しました。
セミナーではホリエモンこと堀江貴文氏や、鎌田實氏など豪華講師が登壇していました。

現場に出ている職員や社長などが直接製品を知り、その場で相談や比較検討などが行なえることが、最大の魅力です。

私達も実際に参加し、何十社と商談をさせていただきました。

セミナーに参加して知り得たこと

セミナーでは、

①厚生労働省 老健局 高齢者支援課 室長 占部 亮氏による、

「介護現場におけるテクノロジー活用等による生産性向上について」知ることができた。

今後のICT導入の展望やリビングラボネットワークとよばれる、介護ロボットやICT機器の導入などの相談できるプラットフォームを知ることができた。
プラットフォームでは介護ロボット導入支援に関する研修や、導入支援に関する補助金制度の紹介なども行っており、プラットフォーム事業を地域に分けて行っているとのことでした。

介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォームとして、相談窓口とは | 介護ロボット開発・実証・普及のプラットフォーム (kaigo-pf.com)がありますので興味のある方や相談する方は参考にしていただけると幸いです。

また、Faxや紙などデータ連携等を活かし、費用、時間、効率化を図っているとのことでした。
当施設においても、以前は紙での情報共有を行っていましたが、「LINE WORKS」というチャットツールを活用しています。

②(福)善光会 理事 最高執行責任者 統括施設局長/特別養護老人ホーム フロース東熊谷 施設長 宮本 隆史氏による、

「介護現場の現状とICT・AIの活用について」講演をきくことができました。

現場にデジタル推進の取り組みを行っている様子は、当施設にて機器などを導入する上でも参考になることばかりでした。

特に働き手が減っていく世の中で、高齢者や介護を受ける人が増えていく社会でも、質を落とすことなく対応する事業所である必要がある。
そのために、介護ロボットなどを導入し、直接利用者との関わり時間を増やし、間接業務を減らすようにしていく必要がある。

ただ、あくまで機器は「道具」であり、導入することが目的ではない。

今の課題に対して機器がどのように置き換わるか?考える必要がある。

導入しておしまいではなく、どうして使うのか?どういう問題があるのか?など、しっかりと考えて導入し、活用方法を示すことが大切と考えます。

また、導入にあたっては、スイッチングコストがどうして発生することも考慮しないといけないと思います。
現在のシステムと、(紙運用など)新しいシステム(電子カルテなど)が併用となるときがある。
その時は2つのことを行うのでどうしても業務量が増えてしまうし、新しいことへの取り組みなどで覚えることが多くなり、負担が増えてしまいます。

スイッチングコストの場面を切り取って、業務量が増えて、効率的ではないと判断してしまうのは、注意が必要なのではないかと考えた。

そして一番大事だと感じた部分が、現場と社長との導入の視点が違うという点でした。

(下記は例ですが)

 安全性業務量コスト使いやすや発信性
社長34152
現場23514

現場と社長とのすり合わせを行い、どういったものがよいかを検討をすることが大切です。

機器の導入などはどうしても、社長などの本部が中心となりがちだが、実際に使うのは現場の職員です。

社長がよかれとおもって、現場を無視した導入では、使わなくなってしまう。
現場からの提案では、コストなど無視となり、導入に至らなくなってしまう。

そのためにも、現状の問題点はなにか?導入した機器はどういった仕事の置き換わりとなり、問題点の解決になるのか?導入後の使用管理などを見越して考える必要がある。

株式会社MCの取り組み

今回看護&介護EXPOに参加し、当施設に導入を検討したほうが良い福祉用具や、ICT機器を知ることができた。

まだまだ、不十分な部分も多いが、当施設でも「LINE WORKS」というチャットツールの導入を試みている。
今回のセミナーをICT機器の導入に活かし、業務効率化が図れるように努めていきたい。

株式会社MCは,安定した長期経営

相互理解に努め「しごと」と「ひと」を評価できる人事制度

教育、学習、職員の生活等「しごと」環境をサポート

に取り組んでおります。

職員が幸せに働けない会社が、人を幸せにできるはずがない。

皆様の自己実現に繋がるよう、株式会社MCは応援していきます。

みさとヴィラ

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好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)

利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。

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マクトス

音声や文字によるコミュニケーションが困難な方のための支援機器。筋電、眼電、脳波などの生体信号を検知し、設定した値(閾値)を超える信号を検知すると、スイッチ操作やコールが鳴るように設定できます。指の動きや視線の動き、瞬きなどが難しくなった方も、家族やスタッフとのコミュニケーションを取ることが可能です。

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MOMO

わずかな腕の力でも、滑らかで安定した動作ができるように支持する上肢装具。テーブルや台に固定して、上から腕を乗せて使用します。食事や読書、字を書いたり絵を描いたり、PCやタブレット端末を使ったりなど、利用者さまが日常生活の中で一人で自由に取り組めることを増やせるようサポートします。

伝の心

センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。

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