2024年10月16日

DAYS様 インタビュー記事-人と共に成長する働き方の未来-

豊かな日々を支える取り組み

埼玉県吉川市にある就労継続支援B型事業所「Days」。その名の通り、利用者さんやスタッフの”全てが豊かな「日々」を送れる”ことを目指して活動しています。今回は、Days様のスタッフの方々にインタビューし、日々の業務や課題、そして未来へのビジョンについて伺いました。

就労継続支援B型事業所とは?

就労継続支援B型事業所は、、主として通常の事業所に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が困難である障害者の、就労や生産活動の機会、その他の支援を提供する日中活動の場として設置される事業です。
引用:就労継続支援B型事業ガイドライン案

つまり、障害のある方に就労の機会と訓練を提供する障害福祉サービスの一つとなります。

作業内容について

作業内容は、軽作業や内職、清掃など多岐にわたり、個々の能力や希望に応じて選ぶことができます。また、収入面では、一般的な雇用と異なり「工賃」という形で支給され、働くことの喜びや社会参加の意義を実感できる仕組みです。就労継続支援B型事業所は、単に仕事を提供するだけでなく、利用者がより豊かで充実した生活を送れるよう支援する役割を担っています。

Days様では、上記の作業内容の他にも洗濯代行や、農作業、施設清掃など独自の作業があります。そのため、利用者さんの年齢や体力などを考慮した業務を割り振り、無理なく取り組める環境を整えることを大切にしています。

※詳しい内容に関してはDays様へお問い合わせをお願いいたします。

電話:048-984-7114

HP:Days(デイズ)就労継続支援B型事業所

スタッフの日常とその課題

Days様のスタッフは、朝早くから利用者さんの支援や送迎を行い、洗濯物の回収や納品といった日常業務にも追われています。そんな忙しい一日の中でも、スタッフは利用者さんとのコミュニケーションを大切にし、業務の一つ一つに心を込めて取り組んでいます

しかし、業務の多さから、十分な休息がとれていないのではないかという懸念があります。「利用者さんとのコミュニケーションを取りながら業務を進めるため、休憩時間の確保が難しい」と語る代表。休憩場所の不足も課題となっており、将来的にはスペースや人員の問題を改善していきたいとのことです。

業務効率化の工夫

Days様では、アナログとデジタルの利点を活かしながら業務を効率化する取り組みが進んでいます。「書類が多くなると、どうしても本来の目的である利用者対応に時間が割けなくなる。だからこそ、何を省けるかを常に考えている」と共同代表は語ります。

実際、デジタル化されたツールを導入していた時期もありましたが、利用者さんの多くがデジタルに不慣れで、それがストレスの原因になっていました。そこで、敢えてアナログに戻すことで、ミスの減少と業務の効率化を図りました。「省くべきところは省き、本当に必要な部分だけを残す。それが、利用者さんのためにもなるんです」と代表は強調します。

スタッフのやりがいとDaysの未来

Days様という社名には「日々」の中で利用者さん、会社、そしてスタッフ自身も豊かになってほしいという願いが込められています。共同代表は「スタッフにやりがいを感じてもらうために、常に共に働き、同じフィールドに立つことを心掛けています」と話します。スタッフと共に仕事をし、フィードバックを日常的に行うことで、組織としての一体感を高めています。

また、新規スタッフ採用についても「心根のある人材を採用したい」との考えが根底にあります。現在は知人の紹介が主な採用経路ですが、今後は大学との協力やリクルートイベントを通じて、より多様な人材の採用を検討しています。

想像力をかきたてる未来の働き方

Days様の取り組みは、業務効率化や人材育成を通じて、未来に向けた新しい働き方を模索しています。アナログとデジタルを柔軟に使い分け、スタッフ一人ひとりがやりがいを感じられる環境を作り出すこと。そして、利用者さんとの密なコミュニケーションを大切にしながら、全員が豊かな「日々」を過ごせるようにする。この姿勢こそが、Daysの強みであり、今後の成長に向けた大きな一歩と感じました。

株式会社MCの理念として「人の思いを実現できる会社」を掲げており、Days様と共に一人ひとりが成長し続け、思いを実現できるようにご協力させていただきます。

今回は貴重なお時間をいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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音声や文字によるコミュニケーションが困難な方のための支援機器。筋電、眼電、脳波などの生体信号を検知し、設定した値(閾値)を超える信号を検知すると、スイッチ操作やコールが鳴るように設定できます。指の動きや視線の動き、瞬きなどが難しくなった方も、家族やスタッフとのコミュニケーションを取ることが可能です。

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