『eeyes』に挑戦

『伝の心』の操作が難しくなってきた利用者様。

今はチューブを加工してお口で噛むスウィッチを使用しています。

排唾管も使用しているため、お口からは2本のチューブが。

スウィッチ用のチューブは噛む歯も決まっているため定位置にセットします。

が、誤作動防止もある為、ご本人様も何度も噛まなければならず少し大変。

 

そこで、リハビリが意思伝達装置『eeyes』の視線入力 をお試ししてくれました。

 

この『eeyes』

ORANGE ARCHさんが開発されたもので、

MCも少しだけお手伝いをさせていただきました。

 

いつになく真剣な表情の利用者様

ご自分の名前などで練習し
慣れてくると・・・

「モンブラン食べたい」と入力(笑)
ご本人様も嬉しそうです。

難しくなっていたご友人とのLINEなどにも使えそうと意欲満々です。

伝の心からの申請期間など、いろいろな制約もありすぐに導入は難しい現状ですが、
先々を見越しての機器の選定や練習はとても大切です。

ご本人様にも『まだ次に使えるツールがある!』と分かる事は、
お気持ちの上でも安心や励みになると思っています。

まずは『モンブランケーキ』を買いに行かなくては(笑)
今度は売っているかしら・・・

みさとノイエ

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MCライブラリー

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透明文字盤

アクリル板などの透明な板に「はい」「いいえ」や「50音」等が書かれており、介助者が文字盤を指さししたり、見つめている文字が利用者さまと介助者の瞳を結ぶ視線の中心に来るように文字盤を動かして使用します。目線が動かせる方なら外出先など場所を問わず手軽に使用できるため、欠かせない意思伝達アイテムです。

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胃ろう

胃ろうとは、お腹に小さな穴を開け、そこから直接胃に栄養を送り込む方法です。口からの食事が困難になった場合でも、胃ろうを利用することで必要な栄養を摂取することが可能です。ただし、胃ろう造設はご本人やご家族にとって大きな決断となります。そのため、メリットだけでなく、手術が必要であること、チューブの管理が必要になること、外見上の変化があることなど、デメリットも理解し、医師と相談の上で判断することが重要です。

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ニューロノード

筋電図測定装置 ニューロノード

神経難病(ALS、脳性麻痺等)や事故による脊髄損傷などで動きに制限のある方々のために開発された、世界初のウェアラブルデバイス。筋電、空間、眼球の3つのモードから体の状態に応じて選択でき、微細な動きや不随意な動きも設定で調節することが可能です。Bluetooth接続によりiPadと連携し、どんな体勢でも使用できます。メール、インターネット、アプリ、SNS、勉強、ゲームなど、多様な操作が可能で、利用者の世界を広げます。

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好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)

利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。

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