みさとヴィラ

土用の丑の日 ウナギを食べる会

土用の丑の日 ウナギを食べる会

サポートハウスみさとヴィラでは毎年夏の時期の風物詩となりつつある、

”ウナギを食べる会”を開催しました。

新型コロナウィルス等に対する感染対策を講じおこないました。

今回は規模を縮小し、

最小人数にて換気、フェイスシールド、グローブを着用する等の対策をおこないました。

 

土用の丑の日は「うなぎ」と言いますが、

その由来は定かではないのですが、

平賀源内がウナギ屋さんから頼まれて、

“売上アップのためのキャッチコピーとして使った”

という説が有名です。

 

実は、土用というは春夏秋冬年に4回あります。

もともと夏の土用の丑の日は「う」の付くものを食べると夏負けしないという言い伝えがあって、うどん,瓜、梅干し、などが食べられていました。

ウナギの宣伝もここからヒントを得たのではないかと言われています。

 

ただ、

夏にウナギが食べられる習慣は古くからあり、

万葉集にも

「君は痩せているから、夏痩せに聞くというウナギをとってたべたら?」

という友人にあてた手紙が残っています。

 

うなぎはビタミンA,B,D,Eなどの栄養が豊富で、

特にビタミンAが豊富です。

ビタミンAは皮膚の健康や特に目に良いといわれています。

 

以上、当施設職員の谷口さんからの

ウナギに係るうんちくとなります。

実際の提供に関しましては、

当施設に入所している利用者様の嚥下状態や希望に合わせて、

様々食形態の用意や食事介助方法を行っています。

 

常食や介護食を召し上がっている方にはあいーと様の愛知県三河一色産 うな重を提供いたしました。

酵素均浸法という方法にて食事が柔らかく、おいしく食べる事ができます。
見た目もしっかりうな重でとても良い香りがしていました。

固形物を食べる事が難しい方に対しては、

エスエスケイフーズ様のうなぎの蒲焼煮こごりを押し出しスプーンなどで召し上がっていただきました。

ゼリー状のものを嚥下する事が難しい方に関しては、

スポンジにかば焼きのたれをしみこませ、口の中でウナギ風味を味わっていただきました。

また、日本酒やビールなども用意させていただきました。

久しぶりにのむお酒で顔を赤らめている方や、

普段から飲酒されている方はいつもより奮発した物を召し上がっていました。

大規模なイベントなどの開催が難しいなかでも、

感染対策を講じ、

入所している利用者様の生活の質がすこしでも向上され、
ここに来て良かったと思っていただけるよう、
今後も様々な企画を検討していますので楽しみにしていただければ幸いです。

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