私がず~っと思っていたこと。
「利用者様にお餅を召し上がっていただきたい!」
老人ホームで何を馬鹿なことを言っているんだと笑われると思います。
でも何年も何年も本気で思い続け、諦めてきました。
利用者様にとってお餅は特別なものであり、ご馳走なのです。
毎年お正月近くになると
「お餅が食べたいなぁ~。」という声が聞こえてきます。
『お正月=お餅』という利用者様も多く。
今しか召し上がれないかもしれない利用者様に
「危ないから」と断るしかない自分が嫌で。
なぜだか今年はその思いが抑えきれず💦
鏡開き前日に数人に想いを伝えると・・
「良いじゃないですか!」
「食べさせてあげましょうよ!!」の声。
エッ?!
本当に良いの?
もちろん心配する声もありましたが・・。
もう私は止まりません(笑)
翌日
1月15日 鏡開き当日です。
材料の準備はしたものの
嬉しくて、でも不安で、複雑な思い・・・
出勤前にご家族に
『今日は利用者様にお餅を食べていただいてくるから!!』と
宣言してきてくれたという看護師さんの覚悟を聞いて。
『よし!!』と背中を押してもらえました。
本当に心強いです。
大げさに思うかもしれませんが、お餅は本当に怖いのです。
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