2025年1月4日
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毎年10月に開催される「ふれあい作品展」に参加し、利用者様の笑顔あふれる行事となりました。
新型コロナウイルス禍の中での開催とはなりましたが、感染対策を講じ、体調崩すことなく参加することができました。
いつもは、施設内での活動が多いのですがこの日は日頃の成果を来場してくださった方へ伝えることができました。
リハビリの時間や余暇活動の時間などを活用し、一人ひとりが自分のやりたいことや、できることを作品にすることができました。
作品を作ることも大切ですが、その作品を地域のいろいろな方へ見ていただき達成感にも繋がる良い機会となったようです。
恥ずかしかったり、難しそうと思っている方も、「一歩踏み出し作品をつくって良かった」といってくださる方もいらっしゃいました。
また、外出したことで疲労を訴えるかたもいらっしゃいましたが、皆さん笑顔あふれる行事となりました。
以前の記事https://mc-misato.com/archives/7840にも書かせていただきましたが、
社会福祉法人三郷市社会福祉協議会が主催する展示会です。
三郷市文化会館の展示室にて、2020年10月7日~8日の2日間行われました。
目的としては、
❛高齢者や障害のあるかたが制作した作品の展示を行うことにより、創作意欲や生きがいを高め、
社会参加を促進するとともに、地域住民の福祉に対する意識を高めることを目標としてます。
出典:https://www.misato-syakyo.or.jp/biz/community-welfare/exhibition.html❛
目的にもありますが、対象者は三郷市内に居住、又は通勤・通学している高齢者(満60際以上)および障がい児・者のかたとなっています。
※観覧に関してはどなたでも可能となっています。
内容としましては、日頃方取り組んでいる作品の展示となり、書や絵画、写真、陶芸、俳句など幅広いものが展示してありました。
今回、ふれあい作品展に参加した職員の、作業療法士 中澤さんと谷口さんに話を伺いました。
中澤さんは去年に引き続きの参加となりますので、2回目の参加となります。
普段のリハビリでは、利用者様はどういった思いを持っているのか?どういったことがやりたいのか?どういったことを一緒にしたら良いのだろう?
と、一生懸命利用者様に寄り添ったリハビリを行っています。
利用者様の作品が作品展に間に合うように、作品作りを円滑にするための工夫を業務時間外も頑張ってやっていました。
そんな中澤さんは、
「作品を完成させるための準備や、当日のタイムスケジュールや介助など大変な事も多くありました。でも、利用者様が施設内での活動を施設外に発表できる様子を一緒に共有できてよかったです。利用者様の作品をいろいろな人が見ている姿をみて、利用者様も達成感を感じている様子を見ることができてとても嬉しかったです。」
作成中や当日の大変さは本人も感じているようでしたが、利用者様と一緒に喜びを共有できたこと、達成感を感じている様子を見ることができた喜びのほうが、とても大きかったと話してくださいました。
「利用者様は最初、難しそうだから、恥ずかしいからといった理由で作成しない方もいました。しかし、一歩踏み出し実際につくってみて、皆さんに見てもらって嬉しそうな顔をみることができました。
でも、これは私の力だけではなく先輩の力のおかげです。」
「私はその人の希望に寄り添い、やりたいことを見つけてやっていただくようにしていました。しかし、先輩は利用者様が自分で思っている能力以上のものを引き出し、どうしたらできるか?たくさん考えて形にしているところがとてもすごいと思いました。」
今回5回目の参加となる、先輩作業療法士 谷口さんは、全体的な感想として
「今回はコロナ禍の為か、例年より作品も来場者も少なく、いつもより寂しい感じがしました。」
とのことでした。
来年は参加者が増えてほしいと希望がきかれました。
後輩が「先輩がすごい!」と感じていることをお伝えすると、
「自信がない方にもその人ができることをや、どういった方法で行えばいいか考えて、作品創りの提案をしています。」
「今回は、ケアマネジャーから、その方の為に頂いた素材があったので、下さった方の為にも作品をつくらないとね!と声掛けを行いました。」
そういった工夫や支援もあり、作品を作り上げることができました。
その作品を皆さんに見てもらい、御本人様も達成感を感じている様子が見られました。
リハビリテーション科は、先輩と一緒に利用者様にできる事は何かを考え、利用者様の想いを尊重し、
「利用者の望みに寄り添い、そのお手伝いをする」
作業療法士の専門知識を活かしたサービス提供を行っています。
作品を作る前は私には難しそうと思っている方や、作品をみんなに見てもらうのは恥ずかしいと思っている方など、はじめは参加することに対して消極的なかたもいらっしゃいました。
しかし、実際にこれならできるかも?これをやってみたいと意欲を出していただき、リハビリの時間のみならず、余暇活動の時間帯にも作品を作ってくださいました。
作品展当日は、車での会場までの移動や車椅子で作品を見回ることで、疲れを感じてしまうこともありましたが、自分の作品が提示していることや、来場している地域の皆さんに見てもらっていることで、達成感などの高揚感に包まれ、笑顔がたくさん見られていました。
そして、利用者様のなかには、作ることができなかったけど、作りたかったものを来年度は作ると、闘志が湧いている方もいました。
早くも来年度のふれあい作品展が楽しみです。
新型コロナウイルスの流行もあり、大規模なイベントなどの開催が難しいなかでも感染対策を講じ、入所している利用者様の生活の質がすこしでも向上され、ここに来て良かったと思っていただけるよう、今後も様々な企画を検討していますので楽しみにしていただければ幸いです。
リハビリ科
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