2024年10月24日
1. 園芸係発足から約1ヶ月の経過
3月に発足したヴィラ園芸係ですが、サポートハウスみさとヴィラの駐車場脇にあるガーデニングスペースで花や野菜などの家庭菜園を行っております。ヴィラガーデニングスペースは利用者様にも好評で、外出するよい機会にもなっています。また、職員との話の種にもなっており会話も弾んでいます。サポートハウスみさとヴィラに立ち寄った際はぜひ見ていただき、花や野菜と育てている職員のやる気を感じていただければと思います。これから暑い季節に変わっていきますが、利用者さんに「ここに来て良かった」と思っていただけるように、これからも努めていきます。
2. ガーデニングスペースで育てている花や野菜は?
ガーデニングスペースで育てている花や野菜は、
- 利用者様からの意見
- 時期に合わせたもの
- 一年間楽しめるもの
を基準に選定しています。その中から、現在ヴィラでは、コスモス、ジキタリス、花手毬、カフィニアフリル、ひまわり、茄子、トマト、じゃがいも、トマトなど育てています。これから具体的に花や野菜を紹介しています。
3.夏に育てている花
ここでは、コスモス、ジキタリス、花手毬、カフィニアフリルについて紹介していこうと思います。夏の花は明るく、元気を与えてくれるので、施設職員や利用者様にとっても特別な存在です。
コスモス
コスモスは、夏に咲く小さな花がたくさん集まった美しい花であり、その華やかさや彩りから庭や公園などで人気のある花の一つです。コスモスは、日本人にとってなじみのある花の一つです。コスモスは、種類によって花の大きさや色が異なりますが、代表的なものとしてはピンク色や白色、赤色などがあります。
ジキタリス
ジキタリスは、美しい花と毒性が特徴的な植物であり、心臓病の治療に用いられる医療植物の一つです。ジキタリスに含まれる有効成分「ジギトキシン」は、心不全の治療に有効であることが報告されています。花の形状はトランペット型で、ピンクや白、黄色などの色合いがあります。
花手毬
花手毬は、繊細な花姿が美しく、和の雰囲気を醸し出す植物です。また、茎や葉に毒があるため、取り扱いには注意が必要です。しかし、花は美しく、日本の伝統的な庭園や盆栽、生け花などにも用いられています。日本の伝統的な庭園や生け花、ウェディングブーケなどに使われることも多く、和の雰囲気を醸し出す植物として親しまれています。
カフィニアフリル
カフィニアフリルは、淡いピンク色のかわいらしい花弁が特徴の多年草です。カフィニアフリルは、日本でも比較的よく栽培されている花の一つで比較的手軽に入手できます。また、花の形状や色合いが人気です。カフィニアフリルは、直径が約2cmの小さな花が茂り、淡いピンク色の花弁が重なり合って咲くのが特徴です。初心者でも育てやすい多年草となっています。
4. 夏に育てている野菜紹介
ここでは、茄子、トマト、じゃがいも、枝豆について紹介していこうと思います。夏野菜の栽培には、水やりと肥料が重要です。暑い日々が続く夏場は、土壌の水分がすぐに蒸発してしまうため、水やりをこまめに行う必要があります。また、家庭菜園なら収穫時期には新鮮でおいしい野菜を手に入れることができます。
茄子
茄子は夏野菜の代表的な食材の一つであり、多様な料理に利用されています。また、茄子には身体に嬉しい栄養素が含まれており、健康にも良い食材とされています。茄子に含まれる栄養素としては、食物繊維、ビタミンC、ビタミンK、カリウムなどが挙げられます。これらの栄養素は、便秘の予防や血圧の調整、骨の健康維持などに役立ちます。また、茄子にはポリフェノールの一種であるナスニンが含まれており、抗酸化作用や肝臓の機能改善に効果があるとされています。
トマト
トマトは、栄養価が高く、美容や健康にも効果的な夏野菜です。また、料理にも幅広く使え、調理方法によって味や風味が異なるため、毎日の食卓に取り入れるのがおすすめです。
トマトには、ビタミンCやビタミンA、カリウム、食物繊維などが含まれています。特に、リコピンはトマトに多く含まれる成分で、抗酸化作用があり、老化やがん、生活習慣病の予防に効果があるとされています。また、トマトに含まれるクエン酸は疲労回復に役立ちます。
じゃがいも
じゃがいもは栄養価が高く、身近で手軽に入手できる万能食材です。ただし、加熱調理によって栄養価が変化することにも注意が必要となっています。じゃがいもは、ビタミンCやカリウム、食物繊維、植物性タンパク質など、多くの栄養素を含む食品となっています。また、特に皮にはポリフェノールが多く含まれ、抗酸化作用があることが報告されています。しかし、じゃがいもにはソラニンという毒素が含まれているため、生で食べることは避けるべきです。
一方で、じゃがいもを加熱することで、ビタミンCやビタミンB1などの水溶性ビタミンが失われることが報告されています。また、皮をむくことでポリフェノールや食物繊維の量も減少するため、できるだけ皮ごと食べることが望ましいそうです。
枝豆
エダマメは、栄養価が高く健康的な食品であり、夏の食卓に欠かせない食材です。
エダマメには、たんぱく質や食物繊維、ビタミンCやビタミンK、カルシウム、鉄分などが含まれています。そのため、エダマメは栄養価が高く、健康効果が期待できる優れた食材です。夏の食卓にぜひ取り入れてみてください。
5. まとめ
サポートハウスみさとヴィラのガーデニングスペースを活用した園芸係の取り組みを紹介させていただきました。夏の花は暑さに強く、色鮮やかな花が多く、夏の庭を彩ってくれています。夏野菜は、暑い季節を乗り切るための栄養になってくれる他、見ていても季節感を感じることができます。
園芸係が所属する介護部は、
「心」「身体」「暮らし」に寄り添うセカンドファミリーという、
理念があります。
「手から伝わる優しさ」をモットーに、
心に寄り添ったケアを目指して行きます。
生活の中で身近な安心が提供できるよう、
介護職員の吸引や経管栄養の資格取得にも力を入れています。
しっかりとコミュニケーションをとり、
最後まで想いを尊重し、
今できることを大切にしながら
「セカンドファミリー」として、
貴方らしく普通の毎日を送る手伝いをさせていただきます。
タグから探す