eeyesに触れてみよう

eeyesに実際に触ってみたいとの職員の声があったため、「eeyes体験スペース」を用意しました。

 

以前のブログeeyesに詳しくなろう (mc-misato.com)

にて詳しく書いてありますが、当施設で勉強会を開いていただきました。

 

どのような事ができるのか?どのような特徴があるのか?という事の理解はできたとは思うのですが、実際に使ってみないと分からない事もあります。

 

という事で、実際に文字を打ってもらったり、ブラウザ操作をして頂いたりしてもらいました。

 

視線入力で名前を入れてもらったあと、

  • 「頭がいたい」
  • 「目が疲れる」
  • 「文字を打つのが大変」

との感想が聞かれました。

 

利用者さんが文字を打つ時の気持ちなどをすこしでも共感する事ができたのではないかと思いました。

 

「利用者さんはもっとスラスラと文字を打っていてすごいね~!」と、利用者さんがすごい事をやっている事を実感されていました。

 

 

その後は、わざと姿勢をずらしたり、キャリブレーションをしなかったりとやりづらい環境に変えてみたりもしました。

その結果、姿勢が少しづれることで、見てるとこが違ったり、ずっと見続ける事ができなかったりして、ポジショニングの大切さを再認識されていました。

正しい姿勢に戻った時の使いやすさに思わず「すごーい」と感嘆の声をあげていました。

 

 

 

当施設に入所している利用者さんの中にはALS(筋萎縮性側索硬化症)等の神経難病を患っている方がいらっしゃいます。

 

病気が進行すると、言葉を発生する事が難しくなります

そういった方はコミュニケーション手段として視線の動きで想いを伝える事が必要になります。

訪問したときに、利用者さんが伝えたい事をeeyesで文字を打ってくださいます。

しかし、その一文字一文字を入力する事は大変であったり、ポジショニングによってはやりづらい事があります。

 

その事を理解した上でのケアは、

普段よりポジショニングに気をつけるようになったり、

文字を入力するのをゆっくり待つことが出来る事など、

利用者さんに寄り添ったケアを行う事につながると思います。

 

今後に利用者さんのケアに入っている時に、

「あ、そういえば、姿勢が少しづれるとやりづらいんだよな!」と、

自分が体験する事で、

利用者さんがすこしでもやりやすい様にポジショニングを整える事ができると思います。

 

利用者さんに対して、

「ここにきてよかった!!」

と思えるようにケアの質を高めて行きたいとおもいます。

みさとヴィラ

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マクトス

音声や文字によるコミュニケーションが困難な方のための支援機器。筋電、眼電、脳波などの生体信号を検知し、設定した値(閾値)を超える信号を検知すると、スイッチ操作やコールが鳴るように設定できます。指の動きや視線の動き、瞬きなどが難しくなった方も、家族やスタッフとのコミュニケーションを取ることが可能です。

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意思伝達装置/OriHime eye+Switch

視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

MC大学

MCの全社員を対象とした学びの場。次世代の医療介護業界のプロフェッショナル人材を早期に育成することを目的としています。また、能力や経験の豊富なスタッフが社内講師役を務めることで、彼らも教えることを通じて学び、知見を広げています。私たちMCは成長し続ける企業であるために、社員一人ひとりが興味のあることを積極的に学び続けられる環境を大切にしています。

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伝の心

センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。

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