2023年6月9日

作業療法士の一日に密着しました

MC訪問看護ステーションで働く作業療法士はどのように一日の勤務を行っているのでしょうか?どのような働き方ができるのでしょうか?

今回、一人の作業療法士の一日に密着取材を行いました。どのような利用者様に対してどのようなことを行っているのか働いている環境はどのような雰囲気かを具体的にイメージできると思います。

1.     作業療法士ってなに?

作業療法士は、リハビリテーションを行う専門職です。身体機能や認知機能の改善、社会的スキルの向上などを通して患者さんが日常生活動作や社会生活を再び行えるように、個々のニーズに合わせた治療を提供します。

 

日本作業療法士協会ではわかりやすくイラストを活用し紹介していますので、詳しく知りたいかたはそちらを参考にしていただければと思います。

2.     作業療法士の一日について

作業療法士の一日

インタビュー

MC訪問看護ステーションに所属する作業療法士が、どのような働き方をしているかについて紹介しています。

3.     病院とは違う作業療法士の働き方

病院はあくまで「病気を治す」ことがメインの場所であり、「生活の質」を向上させることは後回しになりがちです。それに対して訪問看護ステーションは、個々の生活に合わせたサービス提供を行うことができる環境であり、利用者様の生活の質をより向上させるために重要な役割を果たすことができます。

4.     生活の質を高める

生活の質を高めるために、SEIQoL-DWという評価方法を用いています。その方の大切にしていることを5つ伺い、それぞれに対する重要度と満足度をつけて評価します。その結果を普段のサービスに反映させることで利用者様の生活の質を高めるように努めています。

5.     MC訪問看護ステーションはどんな職場?

当訪問看護ステーションでは

Ⅰ.神経難病の方に対する作業療法を知ることができます。

Ⅱ.利用者様に寄り添ったリハビリテーションが行えます。

Ⅲ.自分のスキルを最大限に活かすことができます。

Ⅰ.神経難病の方に対する作業療法を知ることができる

筋萎縮性側索硬化症(ALS)や多系統萎縮症、パーキンソン病などの疾患をお持ちの利用者様が多く人工呼吸器や、コミュニケーション機器なども使用しています。研修会参加や情報共有会、勉強会などで職員へのサポートや学びの機会を作っています。

Ⅱ.  利用者様に寄り添ったリハビリテーションが行える

利用者様と密に関われるので、利用者様に寄り添ったリハビリテーションが行えます。時にはどのように関わるべきか判断が難しいと感じることもあります。しかし、様々な希望に寄り添うことで利用者様やご家族様から感謝をいただくだけではなく、自分自身の成長にもつながります。そして、利用者様と貴重な体験を共有させて頂く機会も多くあります。

Ⅲ.自分のスキルを活かすことができる

習っていたピアノのスキルを生かして、伴奏しながら利用者様と歌を歌う職員がいます。また、物作りが得意な職員は、コミュニケーション機器や、車椅子の付属品を作成しています。私達は、自身の経験や好きなこと、得意な事を活かし利用者様へ還元することができます。自分の成長にもつながりますし、より楽しくやりがいを感じることができます。

それは、MC訪問看護ステーションだからできることだと思います。

6.最後に

神経難病の方に合わせた作業療法があることや、

埼玉県の三郷市にはこういった訪問看護ステーションがあることを知っていただければ幸いです。

他にもブログや動画を配信していますので、チェックしてみて下さい。

興味を持たれた方は、048-999-5858までご連絡下さい。

求人のご案内

関連タグの新着記事

採用情報

もっと見る

2024年5月5日

株式会社MC 新入職員紹介!リハビリテーション課に仲間が増えました!

  • 採用情報
  • リハビリ
  • みさとヴィラ
  • みさとノイエ
  • 働き方

2023年6月9日

作業療法士の一日に密着しました

  • 採用情報
  • リハビリ
  • 働き方
  • カルチャー

リハビリ

もっと見る

2024年10月25日

職員のCPAP体験記!介護施設での呼吸ケアの新たな取り組み

  • 施設・入居
  • リハビリ
  • みさとノイエ
  • 看護
  • 介護

2024年10月12日

地域社会をつなぐ三郷市ふれあい作品展2024の魅力に迫る

  • リハビリ
  • みさとヴィラ
  • みさとノイエ
  • イベント
  • 神経難病
  • カルチャー

働き方

もっと見る

2024年10月16日

DAYS様 インタビュー記事-人と共に成長する働き方の未来-

  • 働き方
  • 事務局
  • カルチャー

2024年10月4日

社会福祉の未来を切り開く-有隣協会の人事評価改革とDX推進-

  • 施設・入居
  • イベント
  • 働き方
  • 事務局
  • カルチャー
  • コミュニケーション

カルチャー

もっと見る

2024年11月26日

猫ちゃんが遊びに!?ふわふわの癒やしパワー!アニマルセラピーで笑顔あふれる

  • 施設・入居
  • みさとノイエ
  • イベント
  • カルチャー

2024年10月16日

DAYS様 インタビュー記事-人と共に成長する働き方の未来-

  • 働き方
  • 事務局
  • カルチャー

MCライブラリー

もっと見る

意思伝達装置/OriHime eye+Switch

視線やわずかな動きで思いを言葉に変える、社会参加を実現する革新的な意思伝達装置。視線入力やスイッチ入力で文字を選び、合成音声でスピーチができるため、ALSなどの神経難病の方々も自由に意思を伝えられます。家族や介護者とのコミュニケーションはもちろん、テレビ操作やインターネット利用など、日常生活の多くの場面で活用可能。OriHemeにはカメラやマイク、スピーカーが搭載されており、周囲を見渡したり、会話にリアクションするなどその場にいるようなコミュニケーションを実現し、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。

スマイルスプーン

口を閉じることに障害があり、食べ物を口の中に入れることが困難な方をサポートするスプーン。スライドして適量を押し出し、飲み込みやすい下の上の位置に食べ物を運ぶことが可能です。食べる側も介助する側もストレスなく、楽しい食事の時間を過ごせます。

ニューロノード

筋電図測定装置 ニューロノード

神経難病(ALS、脳性麻痺等)や事故による脊髄損傷などで動きに制限のある方々のために開発された、世界初のウェアラブルデバイス。筋電、空間、眼球の3つのモードから体の状態に応じて選択でき、微細な動きや不随意な動きも設定で調節することが可能です。Bluetooth接続によりiPadと連携し、どんな体勢でも使用できます。メール、インターネット、アプリ、SNS、勉強、ゲームなど、多様な操作が可能で、利用者の世界を広げます。

関連ページ

好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)

利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。

関連ページ

施設・入居について

採用について

株式会社MCでは新卒採用、キャリア採用、アルバイト・パート採用を行っております。
募集職種など詳しくは採用情報をご確認ください。

お問い合わせ窓口

採用について、施設への入居についてなど、株式会社MCへのお問い合わせは下記より承っております。

電話:048-999-5858

電話受付時間:9:00〜17:00(月曜日~金曜日)
FAX:048-999-5827